ＦＳＷ（摩擦攪拌接合）技術の基礎と異種金属接合技術への応用とそのポイント　＜オンラインセミナー＞

講師の言葉

　サステナビリティー社会を志向する輸送機器軽量化のためのマルチマテリアル化において、異種金属材料間および異種材料間の高度接合技術の確立が希求されている。熱的弱者を含む異種材料間接合には非溶融プロセスが効果的であり、塑性流動を援用する摩擦攪拌接合の役割は大きい。本講義では摩擦攪拌による異種材料間接合の要点、新規接合原理の詳細を講述する。

　既存溶融溶接では構造健全性の保障困難な異種金属材料の組み合わせに対し摩擦攪拌接合法を適用し、独自手法により国内外に先駆けてプロセス因子最適条件の定量把握を達成した。その結果、塑性流動させた軟質材を固定硬質材表面にインタラクトさせることで達成される。独自の固相異種材料間新規接合原理を確立した。同原理は異種金属材料間に留まらず、金属／セラミックス等異種材料間にも適用拡張が可能であり、既存拡散接合、ろう付け法代替の高品位接合技術と

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