工数管理・工数計測によるソフトウェア開発のプロジェクト管理と開発現場改善への効果的な活用ポイント <オンラインセミナー>

~ 工数による見える化技法と開発現場の改善、プロジェクト計画立案と工数実績入力、大規模で変化の激しいプロジェクト管理への対応、工数入力定着モデルによる現場改善とその実践方法 ~

・長年の車載組込みソフトウェア開発の経験に基づき、大規模・複雑化が進む開発プロジェクトのマネジメントに活かすための講座!

・工数計測を用いるメリット、可視化によるプロジェクト管理のポイントから行動改善への応用までを、事例を通して修得し、現場改善やチームマネジメントに活かそう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 「時間がない」、「一杯、一杯だ」って言うことが習慣になっていませんか? よく考えもせずに、“ついつい”口に出していませんか?

 私たちは、無意識のうちに思考を止めてしまい、歪んだ世界を事実と認識しがちです。「見える化されないものは、制御も改善もできない」と言われています。工数計測は、会社や組織のため“だけ”に行うものではなく、自分のためにも行うものです。自分自身を見える化し客観視することで、自己の改善が可能となります。

 また、CASE時代・VUCAな時代の到来により、車載ソフトウェアは大規模・複雑化し、かつ変化の激しい開発が求められています。それにともない、IT活用に加え、アジャイルなど“人間中心”のアプローチが重要となります。工数計測による個人や組織の見える化も1つの有効な手段です。

 

 本講座では、工数計測の意義を共有した後、工数による見える化技法と習慣化するための工数入力定着モデルについて解説します。とくに、手法の利点をもたらす原理・メカニズムについて力点を置いて説明します。原理を応用することで、受講者それぞれの状況に合った活用法が、きっと見つかることでしょう。

 また、長年の組込み車載ソフトウェア開発の経験より得た知見・事例と関連づけて解説を行います。紹介する知見・事例は、いずれも人間として原理から起因するものであり、人間がゆえに陥りやすく、誰しも思い当たる内容です(知識集約型労働者が陥りやすい罠、計画マニアなど)。

 具体的な場面がイメージしやすく、納得感や気づきを得られやすい解説となっています。是非、各開発現場に知見を持ち帰っていただき、現場改善や自己改善にお役立てください。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年12月05日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・工数計測を定着させ、見える化を実現させたい方
・工数を活用した自己改善を行い、自分自身を成長させたい方
・多忙で疲弊感の高い状況から脱したい方
※車載ソフトウェア開発を例に説明します
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・工数による見える化技法
・工数入力定着モデル
・開発現場の改善を阻害する人間としての原理
プログラム

1.工数による開発現場の改善とその妨げとなる4つの罠

  (1).CASE時代、VUCAな時代で求められる人材

  (2).原理重視思考

  (3).見える化が出発点

  (4).思考停止の習慣化

  (5).工数計測が徒労に終わるパターン

 

2.工数による見える化技法と開発現場の改善

  (1).工数の概念をガラッと変える

  (2).タイムシート作法、工数の上位概念「時間日誌」

  (3).時間日誌が秘める成功シナリオ

  (4).見える化がもたらす利点

  (5).開発現場の改善・自己改善に導く実験装置

  (6).工数の都度入力方式

 

3.工数計測に失敗しやすいプロジェクト管理方式とその対応

  (1).プロジェクト計画立案と工数実績入力

    a.時間粒度曲線

    b.計画マニアとなって破綻するメカニズム

    c.段階的詳細化と積み上げ方式の両立(FX-WBSテクノロジー)

  (2).大規模で変化の激しいプロジェクト管理

    a.抜け漏れ・対応遅れが多発するメカニズム(炎上シナリオ)

    b.チケット駆動開発・かんばん方式の流行と陰

    c.ITテクノロジーの活用

  (3).プロジェクト横断管理

    a.大量な“派生開発”で疲弊する車載組込みソフトの製品開発部門

    b.混乱・疲弊するメカニズム

    c.応急処置プログラム(かんばん+Daily Scrum+KPT)

 

4.工数入力定着モデルによる行動変容

工数入力が定着している状態を「工数入 力定着モデル」としてモデル化し、そのモデルを表現する指標を用いて定着状態を計測する方法

  (1).工数計測の難しさ

  (2).指標化の方式

  (3).工数入力定着モデル

  (4).有効性の評価

  (5).行動変容モデル

  (6).小さなループの習慣化

  (7).開発現場の改善で有効な実績駆動方式

 

5.まとめ

  (1).原理重視思考による現場適用

  (2).システム思考のすすめ

  (3).トレーニング指向アプローチのすすめ

キーワード 工数計測 開発現場 実績駆動方式 都度入力方式 プロジェクト計画立案 時間粒度曲線 行動変容モデル 工数入力定着モデル
タグ ソフト管理ソフト教育組み込みソフト
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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