電子機器における防水の基礎と防水構造設計法および最新技術のポイント <オンラインセミナー>

~ 防水構造の基礎、止水部品設計、放熱設計、防水計算とCAE、リーク試験、具体的な防水設計技術 ~

・防水設計の基礎から防水のためのCAE活用や具体的な設計技術を修得し、防水構造の課題解決やトラブル未然防止に活かすための講座!

・防水構造設計の基礎から、止水部品設計、防水計算やリーク試験方法を修得し、信頼性を確保した防水設計に活かそう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 電子機器への防水機能の付与は、一般的に広まっています。この取り組みにより、電子基板の保護や故障率の低下などが実現され、製品の品質と信頼性が向上しています。防水規格と試験は製品ごとに異なりますが、防水構造の基本を習得することで、それぞれの防水規格に適した設計が可能になります。
 現在、IoT/ICT機器が身の回りで増加しています。スマートフォンも技術が成熟し、防水技術に挑戦してきた結果、全機種が防水対応となりました。今後はあらゆる電子機器が防水構造を備えることが予想されます。そのために、皆様の部署においては、確固たる防水設計の知識を築いていくことが重要です。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年10月27日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 自動車、端末、医療機器、家電、OA機器、装置等の電子機器に携わる企業の方で
・若手設計者、構造設計既に手がけている設計者の方
・防水構造に課題を抱える設計者の方
・会社として防水構造をしっかり構築したいマネージャーの方
予備知識 ・技術者の方であれば、特に必要ありません
修得知識 ・防水設計の基本技術
・最新防水技術
・防水開発プロセス
プログラム

1.電子機器と防水規格
  (1).電子機器と防水性
  (2).防水規格(防塵規格)
  (3).防水規格別の製品群
  (4).防水規格別の試験設備
  (5).防水規格を得るには

2.電子機器の防水構造設計の検討方法
  (1).防水構造を考慮した筐体設計
  (2).キャップ・カバー設計
  (3).防水膜・音響部
  (4).スイッチ
  (5).防水モジュール(USB、スピーカーなど)

3.止水部品の設計
  (1).ガスケット、パッキン(一体型、ゲル使用)
  (2).Oリング(参照値と実使用)
  (3).防水両面テープ・接着剤
  (4).防水ねじ

4.防水筐体の放熱設計
  (1).なぜ放熱を考えるのか(密閉筐体による放熱特性の低下など)
  (2).熱の3形態と熱伝導
  (3).低温火傷を回避するコツ
  (4).放熱材料の種類と選択方法
  (5).費用対効果を考慮した放熱設計

5.防水計算とCAEを用いた防水設計
  (1).ガスケット・パッキン止水と隙間の確認
  (2).両面テープ 濡れ性
  (3).スイッチの押し感(クリアランス⇔干渉)
  (4).放熱シミュレーション

6.エアリーク試験の設定と対策方法
  (1).エアリークテストの原理と測定方式(JIS Z 2330:2012)
  (2).エアリークテストの方法と閾値設定の考え方
  (3).エアリークの原因解明と対策実施例
  (4).エアリーク試験機の種類と代表的な機器

7.防水設計の不具合例と対策手法
  (1).ガスケット設計と外観不具合
  (2).防水テープクリープ現象
  (3).防水膜のビビリ音
  (4).防水キャップ/カバーの操作感度

8.技術紹介・まとめ・質疑応答
  (1).TOM
  (2).撥水コーティング、ポッティング
  (3).防水テープ
  (4).防水膜
  (5).防水ネジ
  (6).TRI SYSTEM(筐体接合技術)
  (7).設計支援

キーワード 防水構造設計 止水部品設計 ガスケット パッキン Oリング パッキン止水 リーク試験 防水テープ
タグ 電子部品電装品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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