立体音響・3次元音響技術の基礎と産業応用 ~デモ付~ <オンラインセミナー>
~ 3次元音響再生方式の分類・HRTF(頭部伝達関数)と方向知覚/距離知覚、個人差問題とその解決方法、商品開発の応用例 ~
・シンプルなシステムで幅広い応用が実現できるバイノーラル再生とトランスオーラル再生の技術を中心に音響技術を修得し、製品開発に活かすための講座!
・3次元音響技術の基礎から、音の伝達経路、ユーザ個人差問題とその解決方法、商品応用例を修得し、自動車、オーディオ機器、ゲーム機器への応用に活かそう!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
近年、VRやAR技術の進展が目覚ましい。音響分野においては360度映像に相当するものとして、3次元音響の研究開発が進められている。本セミナーでは、種々の3次元音響の原理を紹介した後、シンプルなシステムで幅広い応用が実現できるバイノーラル再生とトランスオーラル再生に焦点を当て、その基礎と商品応用についてわかりやすく解説する。
バイノーラル再生やトランスオーラル再生では、頭部伝達関数(HRTF)が技術開発のキーとなるため、最初に、ヒトが自らのHRTFを利用して音の3次元的な方向や距離をどのようにして知覚しているのかを簡単に解説する。
次に、HRTFを用いて実際に3次元再生システムを商品化する際の課題(HRTFやヘッドホン伝達関数の個人差など)をあげ、その解決方法を解説する。
最後に、商品化の課題解決の具体例として、講師らが開発した最新のアプリ(個人化HRTF生成・3Dオーディオレンダリング)のデモンストレーションを行う。
このように、3次元音響は、ゲーム、音楽配信、動画配信などのエンターテイメントだけではなく、車室内の報知音提示、運転アシスト、ナビゲーションなど、幅広い分野への応用が可能である。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2023年11月17日(金) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・自動車、電装品、輸送機器、オーディオ機器、電子機器、携帯端末、ゲーム機器、コンピュータ、IT機器、医療・福祉機器、他
・立体音響/3次元音響技術について基礎から修得したい方 |
予備知識 |
・特にありません、どなたでも習得していただけるように解説します |
修得知識 |
・3次元音響技術の基礎知識
・3次元音響再生システムを構築する知識
・3次元音響再生の課題を解決し商品化を実現する知識 |
プログラム |
1.VRと3次元音響再生
・3次元音響再生技術の概要
2.3次元音響再生方式の分類
(1).耳入力信号の再現(ヘッドホンもしくは2スピーカ)
(2).小空間の音場再現(多数のスピーカ)
(3).頭部中心位置での信号の再現
3.音源から鼓膜までの音の伝達経路
(1).空間伝達関数
(2).頭部伝達関数
4.HRTF (頭部伝達関数)と方向知覚/距離知覚
(1).水平面のHRTFと聴覚の方向知覚メカニズム
(2).正中面のHRTFと聴覚の方向知覚メカニズム
(3).HRTFと距離知覚
5.HRTF (頭部伝達関数)の個人差問題
(1).HRTFの個人差
(2).個人差解決への取り組み
a.標準化HRTF
b.個人化HRTF
6.バイノーラル再生の実際
(1).原理
(2).頭部伝達関数の個人差の影響
(3).ヘッドホン伝達関数の機種差・個人差の影響
7.商品応用
(1).ゲーム
(2).動画配信
(3).車室内報知音
(4).ナビゲーション
8.最新研究を反映したアプリのデモンストレーション
~ 商品化の課題解決の具体例 ~
(1).個人化HRTF生成
(2).3Dオーディオレンダリング
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キーワード |
3次元音響再生 音響再生方式 空間伝達関数 頭部伝達関数 HRTF 標準化HRTF 個人化HRTF バイノーラル再生 報知音提示 運転アシスト ナビゲーション |
タグ |
商品開発、音声処理、感性・脳科学・認知工学、自動車・輸送機、電子機器 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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