機械設計に必要な材料力学の基礎と強度設計への応用<オンラインセミナー>

~ 質点・剛体の力学、円運動と振動解析、荷重とひずみ、疲労破壊と強度設計の実践 ~

・材料力学の基礎から疲労破壊への対応ポイントを修得し、機械設計に応用するための講座
・材料力学の基礎から疲労破壊のメカニズムまでを修得し、設計実務に応用しよう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 機械系の設計業務では材料力学による設計計算を行い、実験前に必要十分な材料選定、形状強度設計をしたうえで試作に入るのが理想です。実験を通じて強度を確認したものの、設計的な根拠がないまま世に製品としてリリースするのは、品質保証の視点では万全とは言えません。
 設計に従事しているが、なぜか「材料力学が苦手だ」という人がいらっしゃいます。私の経験上、彼らが材料力学を苦手とする理由は、材力教科書を読んでも「式変形ばかりでついていけない」「なんでそうなるのかイメージがつかめない」など、学習する興味をなくしてしまうからではないかと思います。
 本講では、材料力学の理解に必要となる「高校物理の力学の基本的な事項」を少しおさらいし、材料力学の解説へと進めていきます。公式の羅列や記憶ではなく、数式や現象の意味をみつめ、本質を理解しながら進めることで、自然と染み込むように会得していただくのをねらいとします。
 物理学科出身の機械技術士であり、企業エンジニアである講師が、基本原理と考え方をお伝えし、簡単な演習をすることで、材料力学の根本からの習得と、ご自身での設計適用が可能になることが期待されます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年07月14日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械設計に従事されている方
・自動車、家電、航空、その他関連企業の方
予備知識 ・微分、積分、ベクトル計算の概要が把握できていると理解が深まります
修得知識 ・力学の基礎が習得でき、その延長線上の材料力学も理解、習得できる。
・自分で強度計算、最適な材質の選定を行う事ができる
プログラム

1.質点系の力学
  (1).運動の3法則
  (2).変位、速度、加速度

2.剛体の力学
  (1).剛体の運動
  (2).剛体の運動量、角運動量
  (3).剛体の運動エネルギー
  (4).剛体の運動方程式

3.円運動と振動解析
  (1).極座標と円運動
  (2).単振動

4.荷重と応力
  (1).荷重と応力
  (2).応力とひずみ
  (3).材料の強さと許容応力

5.はりの曲げ
  (1).はりの種類と荷重
  (2).はりの曲げ応力
  (3).はりのたわみ
    ・スナップフィットの強度計算と実際の設計
  (4).棒のねじり
    ・駆動軸
  (5).圧力容器

6.組合せ応力
  (1).応力の基本型
  (2).平面応力
  (3).主応力と主せん断応力
  (4).モールの応力円と使い方
  (5).破壊強度推定

7.強度設計の実践ポイント
  (1).材料の破壊
  (2).応力集中
  (3).疲労強度
    a.疲労破壊事故事例と解説
    b.疲労破壊メカ二ズム、SN曲線
    c.疲労限度線図の求め方:くり返し応力がオフセットしている場合
  (4).クリープ破壊
  (5).許容応力と安全率への応用
    a.安全率と検討項目
    b.安全率の設定

キーワード 質点 剛体 運動方程式 振動 モーメント 応力 ひずみ 荷重 材料 力学 曲げ ねじり 破壊 疲労
タグ 材料機械機械要素強度設計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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