金属3Dプリンティングの基礎と造形体の欠陥抑制技術への応用 <オンラインセミナー>
~ 3Dプリンティングの概要、次世代型産業用3Dプリンタの造形技術、溶融プロセス、傾斜機能材料の製造法、金属粉末および造形体の評価、欠陥発生原因と抑制法 ~
本セミナーは日程が変更となりました。
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・3Dプリンティング技術の概要と装置・溶融プロセスおよび造形法を修得するための講座
・産業用3Dプリンタの造形技術を学び、欠陥抑制法、評価技術および傾斜機能材料の製造法を修得し、高機能な製品づくりに活かそう!
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講師の言葉
3Dプリンティング技術は、日本で発明された技術であるにもかかわらず、欧米のみならずアジア各国にも遅れをとってしまっているのが現状です。この技術で世界をリードするためには、3Dプリンティング技術に関する正しい理解が必要であると実感しています。本講演では、金属3Dプリンティングの原理や装置の基礎を金属工学や溶融プロセス工学を復習しながら説明します。特に、凝固現象と組織の関係や材料強度に関して焦点をあて、欠陥発生抑制や高機能化について解説します。また、周辺技術である粉末の製造法や評価法、加えては造形体の材料評価法についても説明します。さらに、3Dプリンティングの応用例として傾斜機能材料を取り上げ、金属3Dプリンティング技術を用いた開発例の幾つかを紹介します。この講座を受講され、金属3Dプリンティングを取り囲む技術に対して正しい知識を習得し、世界を先導する3Dプリンティング技術を獲得されることを望みます。
本セミナーの受付は終了しました
セミナー詳細
開催日時 |
- 2023年09月20日(水) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、加工・接着接合・材料、研究開発・商品開発・ ビジネススキル |
受講対象者 |
・3D造形、金属3D造形技術を学びたい企業の技術者・研究者
・金属工学(材料工学)や機械工学を学んだ技術者を想定していますが、それ以外の工学系および理学系で学ばれた方にもわかるように説明します
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予備知識 |
・金属工学(材料工学)に関する「おおよその予備知識」があることを前提としています。ここで言う「おおよその基礎知識」とは、拙著「図でよくわかる 機械材料学(コロナ社発行)」の内容が理解できる程度を指します |
修得知識 |
・金属3Dプリンティングの基本のみならず金属工学や溶融プロセス工学の基礎的な知識が得られます |
プログラム |
1.3Dプリンティング技術の概要
(1).3Dプリンティングの発明
(2).7種類の3Dプリンティング方式
(3).次世代型産業用3Dプリンタの造形技術開発 ・実用化事業
2.金属3Dプリンティングの原理と装置
(1).粉末床溶融結合法(PBF)
a.レーザ熱源の粉末床溶融結合法(PBF-LB)
b.電子線熱源の粉末床溶融結合法(PBF-EB)
(2).指向性エネルギー堆積法(DED)
a.粉末式指向性エネルギー堆積法
b.ワイヤー式指向性エネルギー堆積法
(3).焼結を利用した金属3Dプリンティング
(4).3Dプリンティング鋳型を用いた鋳造法
3.溶融プロセスの基礎
(1).均質核生成
(2).不均質核形成
(3).集合組織
(4).凝固マップ
(5).溶接
(6).金属粉末の製造
(7).焼結現象
4.傾斜機能材料
(1).傾斜機能材料とは
(2).傾斜機能材料の製造法
(3).金属3Dプリンティングによる傾斜機能材料の製造
5.金属粉末および造形体の評価方法
(1).レーザ回折法による粒子径分布評価
(2).安息角、圧縮度を用いた粉末の評価法
(3).アルキメデス法による造形体の密度評価法
(4).X線CTによる造形体の内部欠陥の3次元非破壊評価法
(5).各種組織観察による造形体の評価
(6).各種強度試験による造形体の評価
6.金属3Dプリンティングにおける組織制御・欠陥抑制技術
(1).チタンの組織
(2).各種欠陥発生原因とその抑制法
(3).HIP処理による内部欠陥の除去
(4).ヘテロ凝固核粒子添加による組織制御・欠陥抑制
7.文献紹介 、まとめ
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キーワード |
3Dプリンティング 金属3Dプリンティング 溶融プロセス 傾斜機能材料 造形体 欠陥抑制 内部欠陥 |
タグ |
研究開発、商品開発、レーザ、レーザ加工、金属、金属加工、金属材料、溶射 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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