車載機器の熱対策技術と放熱・冷却のポイント <オンラインセミナー>

~ 車載機器熱設計のための基礎知識、ECUの放熱構造、車載機器で使用する放熱材料、バッテリー、EVモータの熱対策技術 ~

・車載機器で採用されている熱対策技術とそのポイントを修得し、効果的な熱設計に応用するための講座

・大きな発熱を伴う電気・電子デバイスの信頼性の要となっている冷却技術を修得し、熱問題の適切な熱対策に応用しよう!

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講師の言葉

「CASE」をキーワードに車の電子化が急激に進んでいます。パワートレインはエンジンからインバータ/モータ/バッテリーに、運転はドライブコンピュータに、無線通信は5Gに置き換わり、いずれも大きな発熱を伴う電気・電子デバイスの冷却が信頼性の要になります。これら熱問題に対処するには熱のふるまいを知った上で適切な冷却構造を取ることが重要です。ここでは初学者向けの基礎から車載機器で採用されている熱対策とそのポイントについて詳しく解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年07月18日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・車載機器やエレクトロニクス機器の熱対策に関わる方
・放熱材料やデバイスの開発に関わる方
・発熱対策に困っている方
・その他熱問題に興味のある方

予備知識 ・高校卒業程度の伝熱知識があると望ましいが、初心者でも問題ありません

修得知識 ・伝熱の基本的な概念から、車載機器の熱対策の常套手段、具体的熱設計手法などを習得できます
プログラム

1.エレクトロニクス化が進む車載機器の熱問題

(1).車載機器の使用環境と発熱部位

(2).熱設計からサーマルマネジメントへ

(3).熱によって起こる不具合

   ・熱応力、劣化、性能低下、熱暴走など

 

2.車載機器熱設計のための基礎知識

(1).伝熱のメカニズム

(2).熱伝導と接触熱抵抗低減

(3).対流のメカニズムと計算

  ・水冷と空冷の効率化

(4).熱放射のメカニズムと活用 

  ・放射率増大策

(5).熱抵抗による設計の進め方

 

3.インバータの構造と放熱ルート

(1).インバータ放熱経路とボトルネック

(2).低熱抵抗化対策

(3).直冷式の構造と効果

(4).両面冷却

 

4.ECUの放熱構造

(1).主な熱源

(2).冷却方式 

・自然空冷、強制空冷、水冷

(3).接触熱抵抗低減策

 

5.車載機器で使用する放熱材料

(1).TIMの種類と活用

(2).放熱シート

(3).ギャップフィラー

(4).サーマルグリース

(5).使用事例

 

6.バッテリーの構造と熱対策

(1).バッテリーの熱特性(熱に敏感なLiB)

(2).放熱経路とボトルネック

(3).水冷方式の課題と対策

 

7.自動運転向けコンピュータの冷却

(1).TESLA M3に見る水冷

(2). SoCなどの高発熱ロジックデバイスの冷却

(3).無線通信モジュール、LiDARの冷却

 

8.EVモータとその熱対策

 ・EVモータにおける熱対策のポイント

 

キーワード 熱設計 サーマルマネジメント 熱応力 熱暴走 伝熱 熱伝導 接触熱抵抗低減 対流 水冷 空冷 熱放射 熱抵抗 接触熱抵抗低減策 TIM 放熱経路 放熱シート 自然空冷 強制空冷 
タグ 精密機器・情報機器研究開発商品開発医療機器自動車・輸送機車載機器・部品電源・インバータ・コンバータ電子機器電子部品電装品熱設計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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