デジタルツインの基礎と実現のためのキー技術およびスマートものづくりへの実践応用 ~デモ付~

~ デジタルツイン(DT)のトレンド、DTを実現するための要素技術とそれらを統合するシステムやプラットフォーム、DTの実用的な応用技術と実践例 ~

・製造業を中心に様々な業界への応用が進むデジタルツイン技術を基礎からキー技術、実際の応用例まで修得し、実務に取り入れるための特別講座

・製品開発における開発期間やコストの削減、設備の保守、運転支援や予知保全など幅広い活躍が期待できるDT技術を修得し、スマートものづくりの実現に活かそう!

※モックアップやタブレットを用いて解説するため、デジタルツインのイメージがつかみやすくなります

講師の言葉

 デジタルツインは、医療、災害対応、教育といった社会生活の中でも重要となりつつある概念ですが、欧米に比べてデジタルトランスフォーメーション(DX)に遅れが目立つ日本では、製品開発における実効性のあるデジタルツインの定着は産業競争力の強化の観点からも是非実現したい強力なDXツールです。

 デジタルツインを実現するためには洗練された様々な要素技術が必要であり、本講座では、3次元の高精度な計測、リアルタイムセンシング、信頼性の高い高忠実度シミュレーション、産業ビッグデータ解析、またそれらを統合するシステムやプラットフォームなどの技術やその導入に向けたポイントを解説します。それらのキー技術により、製品開発における研究開発・設計・生産技術・製造・保守・リサイクルまでの一連の製品ライフサイクルへのデジタルツインの活用、運転支援や予知保全などへの実践応用について詳しく解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年06月16日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・デジタルツインとは何か基礎から学びたい方
・デジタルツインの技術動向を知りたい方
・デジタルツインを実務に使ってみたい方
・デジタルツイン技術の導入を検討している方
予備知識 ・物理、数学、機械工学、情報工学等の基礎知識
修得知識 ・デジタルツインに関する基礎知識、技術動向
・デジタルツイン実現のキーとなる技術
・デジタルツインの応用事例
・デジタルツイン導入によるスマートモノづくりの実現に係る知識、方法
プログラム

1.デジタルツインの基礎

  (1).デジタルツインの定義・概念

    ・定義、構成要素、用語

  (2).デジタルツインの歴史

    a.始まりはアポロ宇宙船まで遡る、発展と普及

    b.発展の背景と要因、スマート工場

  (3).デジタルツインのモデル

    a.構成、統合レベル、価値

    b.シミュレーション・IoT・CPSとの違い

  (4).デジタルツインのトレンド

    a.トレンド、カオスマップ、プラットフォーム

    b.研究開発

  (5).デジタルツインの可能性

    a.デジタルトランスフォーメーション

    b.超スマート社会、インダストリー4.0、コネクテッドインダストリーズ

    c.ものづくり以外へのデジタルツインの応用

 

2.デジタルツインのキー技術

  (1).IoT、センシング

    ・センサー、エッジ処理、ラズパイ、PLC

  (2).通信、コネクション

    ・IoTの階層構造、IoTプラットフォーム

  (3).3D計測、点群計測、点群処理

    ・レーザスキャナ、フォトグラメトリ、点群処理

  (4).高忠実度シミュレーション、不確かさ定量化

    ・スーパーコンピュータ、CFD、V&V、UQ

  (5).データ科学、機械学習

    ・主成分分析、POD、DMD、深層学習

  (6).モデリングと制御

    ・1Dシミュレーション、制御器、低次元モデル化、アクチュエーション

  (7).可視化、AR/VR、付加製造

    ・xR、3Dプリンタ

  (8).DTのプラットフォーム

    ・クラウド、OSS

 

3.デジタルツインのものづくりへの応用

  (1).製品ライフサイクルにおける応用

    a.設計のデジタルツイン

    b.製造生産のデジタルツイン、スマートファクトリ

    c.運転保守のデジタルツイン

  (2).利用シーン別の応用

    a.航空宇宙・自動車

    b.機械・電気・重工

 

4.デジタルツインの実践、課題と将来展望

  (1).デジタルツインの実践、研究室での例

    a.3Dプリンタにおける温度環境を考慮した変形予測

    b.工場模型を利用した予知保全のための異常検知

    c.換気対策のための現物モデルの一気通貫気流解析

    d.デジタル空間による自動車運転支援への応用

  (2).諸課題と将来展望

キーワード デジタルツイン スマートものづくり スマートファクトリ スマート工場 IoT CPS カオスマップ プラットフォーム デジタルトランスフォーメーション DX インダストリー4.0 センシング コネクテッドインダストリーズ エッジ 通信 コネクション 3次元計測 点群計測 点群処理 データ化学 機械学習 深層学習 モデリング XR クラウド 製品ライフサイクル 設計 製造生産 運転保守 予知保全 自動車運転支援
タグ 精密機器・情報機器AI・機械学習自動運転・運転支援技術・ADASイメージセンサエネルギー安全業務改善シミュレーション・解析生産管理センサ位置情報音声処理プラント画像処理画像認識ロボットデータ分析機械実装自動車・輸送機省エネ設備電気
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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