磁性と磁性材料の基礎と用途に応じた最適選定・応用のポイント <オンラインセミナー>

~ 磁性材料の性質を理解するうえで欠かせない磁区とヒステリシスの関係、軟磁性材料と硬磁性材料の特徴とモーター、インダクタへの応用 ~

・軟磁性材料と硬磁性材料の特性を学び、用途に合わせた磁性材料選定に必要な基礎知識を修得するための講座

・性質が全く異なる軟磁性材料と硬磁性材料の応用技術を修得し、特性を活かした製品開発に応用しよう!

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講師の言葉

 磁性材料は、モーターや変圧器、電源などに用いられる各種インダクタ、センサー、磁気記録装置などの様々な用途で用いられています。磁性材料には軟磁性材料(磁心材料)と硬磁性材料(永久磁石)があり、その性質は全く異なります。また、軟磁性材料にも硬磁性材料にも特性が異なる材料が数多く市販されており、その中から用途に応じて最適な材料を選定する必要があります。

 本セミナーでは、最初に磁性と磁性材料の基礎について、特に磁性材料の性質を理解するうえで欠かせない磁区とヒステリシスの関係について説明いたします。次いで、各種の軟磁性材料と硬磁性材料の特徴とその応用について説明いたします。これらの知識は、磁性材料選定の手助けになります。

 

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年06月21日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・磁性材料を用いた製品、または磁性材料の研究開発に従事する予定の方
・磁性材料全般についての基礎知識を修得したい方

予備知識 ・高校卒業レベルの物理・化学の知識
修得知識 ・磁性と磁性材料の基礎知識
・種々の軟磁性材料と硬磁性材料の特徴
これらにより、用途に合わせた磁性材料選定に必要な基礎知識が得られます
プログラム

1. 磁性に関する物理量と単位

(1).物理量

(2).単位

 

2.磁性の種類

(1).反磁性

(2).常磁性

(3).強磁性

(4).反強磁性

(5).フェリ磁性

(6).温度の影響

 

3.強磁性体の磁区構造

(1).反磁場と静磁エネルギー

(2).磁気異方性

(3).磁気ひずみ

(4).磁区の分割

 

4.静的磁化機構

(1).磁壁の移動とヒステリシス

(2).微粒子の磁区構造とヒステリシス

 

5.磁壁移動と損失発生機構

(1).渦電流と渦電流損

(2).鉄損

(3).複素透磁率

 

6.軟磁性材料とその応用

(1).軟磁性材料の特徴

(2).ケイ素鋼(Fe-Si)

(3).パーマロイ(Ni-Fe)

(4).センダスト(Fe-Al-Si)

(5).ソフトフェライト

(6).アモルファス合金

(7).ナノ結晶合金

 

7.硬磁性材料とその応用

(1).硬磁性材料の特徴

(2).エネルギー積

(3).アルニコ(Fe-Al-Ni-Co)磁石、Fe-Cr-Co磁石

(4).ハードフェライト

(5).Sm-Co磁石

(6).ネオジム磁石

 

8.最近の磁性材料の開発動向

(1).軟磁性材料

  a.アモルファス合金のモーターへの応用:技術の進歩と発想の転換

  b.アモルファス合金粉末のインダクタへの応用:温故知新!?

(2).硬磁性材料

・モーター用ネオジム磁石:進化する王者 vs. 新たな挑戦者

 

9.まとめ

キーワード 磁性 強磁性体 反磁場 静磁エネルギー 磁気異方性 磁気ひずみ 磁区 静的磁化機構 ヒステリシス 磁壁移動 渦電流 渦電流損 鉄損 複素透磁率 軟磁性材料 硬磁性材料
タグ 研究開発商品開発センサモータ磁石・磁性材料自動車・輸送機車載機器・部品電子機器電子部品電装品発電
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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