サイバーフィジカルシステムによるデジタルものづくりの実現技術と生産性向上への応用 <オンラインセミナー>
~ サイバーフィジカルシステム(CPS)を活用したデジタルものづくりの全体像、サイバーフィジカルシステムを支えるシーズ技術、エンジニアリングチェーン・マニュファクチャリングチェーンにおけるサイバーフィジカルシステム ~
・インテリジェントな生産システムで生産オペレーションの最適化を実現するための講座
・生産にまつわる多様なデータを収集し、サイバー空間で分析して、フィードバックをはかり、最適な結果を導き出すサイバーフィジカルシステムを実現するための特別セミナー!
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講師の言葉
(第1部)
本講演では、「工学×経営」の教育でマインドセットし、DX・第4次産業革命を理解しているシステムインテグレータの育成事例について紹介します。北九州高専では、DX・第4次産業革命の情報・ノウハウが乏しい地域企業に対し、生産管理の国際標準手法を学習してもらい、経営・オペレーションに活かすための教育カリキュラムを開発しました。国際標準に準拠した生産管理知識の定着・海外工場で戦力となる人材育成・ものづくり企業の生産性向上のため産学官連携でバリューチェーン(VC)の高度化・業務革新を推進するものです。本講演を受講することで、国内外のデジタルものづくりの動向を理解することができます。DX・第4次産業革命に関するシステムインテグレーション、ビジネス全体を俯瞰して生産オペレーションの全体最適化を図る人材育成教育について説明します。
(第2部)
2011年にドイツで提唱された「インダストリー4.0」は、今後のモノづくりの革新につての提言であり、その目指すところを端的に表したのが「サイバーフィジカルシステム」と言われている。サイバーフィジカルシステムとは、センサーネットワークなどによる現実世界(Physical System)と、サイバー空間の高いコンピューティング能力(Cyber System)を密接に連携させ、コンピューティングパワーで現実世界をより良く運用するという考え方である。モノづくりでは、設計や開発、生産に関連するあらゆるデータについてセンシングなどを通して蓄積しそれを分析することで、自律的に動作するようなインテリジェントな生産システムが想定されている。本講義では、鍛造の基礎とドイツが考える新しいものづくりの紹介に続き、鍛造における過去に構築されたサイバーフィジカルシステムを紹介し、今後のあるべきシステムの姿を、新部品の開発フェーズと、量産フェーズに分けて参加者と共に議論するものである。
本講座の申し込み受付は終了しました
セミナー詳細
開催日時 |
- 2023年02月15日(水) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、加工・接着接合・材料、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・製造業におけるシステム、ソフト、製造、生産、経営企画ほか関連部門の方
・DX担当および業務改革を推進する立場の方
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予備知識 |
・特に必要ありません |
修得知識 |
・サイバーフィジカルシステムやデジタルものづくりに関する基礎知識
・サイバーフィジカルシステムを支えるシーズ技術
・エンジニアリングチェーンおよびマニュファクチャリングチェーンにおけるサイバーフィジカルシステムの事例
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プログラム |
(第1部) CPS、デジタルものづくりの実現技術と業務革新・生産性向上への応用
1.サイバーフィジカルシステム(CPS)を活用したデジタルものづくりの全体像
(1).国際標準のものづくりにおけるデジタル領域の構成
a.国際標準のものづくりにおけるデジタル領域の全体像
b.CPSを活用した生産オペレーションの構成(ISA95とMES/MOM)
c.CPSを活用したサプライチェーンの構成(ERP)
d.CPSを活用したエンジニアリングチェーンの構成(PLM)
e.国際標準(管理シェル)
f.形式知・組織知
g.組織戦略(S&OP)
2.ものづくりの全体最適に向けたデジタル人材育成
(1).デジタルものづくり人材育成の全体構想
a.経営層に向けた教育の仕組み
b.デジタルものづくりにおいて経営層に求められるスキル
c.マネジメント層に向けた教育の仕組み
d.デジタルものづくりにおいてマネジメント層に求められるスキル
e.次世代エンジニアに向けた教育の仕組み
f.デジタルものづくりにおいて次世代エンジニアに求められるスキル
g.実証ラボ
(2).DX事例
(3).産官学連携したプラットフォーム形成
a.北九州市の取組み(Digi田甲子園、DX補助金ほか)
b.高専機構の取組み(COMPASS、デジタルものづくり人財教育ほか)
(4).海外事例
a.ドイツの取組み
b.シンガポールの取組み
(第2部) モノづくりのためのサイバーフィジカルシステムと構築事例
1.サイバーフィジカルシステムの基礎
(1).サイバーフィジカルシステムの概要
a.エンジニアリングチェーンにおけるサイバーフィジカルシステム
b.マニュファクチャリングチェーンにおけるサイバーフィジカルシステム
(2).サイバーフィジカルシステムを支えるシーズ技術
a.コンピュータ技術の進化
b.AI技術の進化-Deep learning-
c.センサの進化
d.シミュレーション技術の進化
e.リバースエンジニアリングの進化
2.サイバーフィジカルシステムの構築事例
(1).鍛造加工に関する基礎知識
(2).エンジニアリングチェーンにおけるサイバーフィジカルシステムの事例
a.寿命診断システム
b.欠陥診断システム
c.自動工程設計システム
d.CAEによる最適化
(3).マニュファクチャリングチェーンにおけるサイバーフィジカルシステムの事例
a.鍛造ロボット
b.制御冷却装置
c.鍛造シミュレータ
d.クランクシャフト自動形状検査システム
e.ハブのインライン欠陥検査システム
f.クランクシャフト金型潤滑システム
g.鍛造工程自動設計システム
3.これからのサイバーフィジカルシステム
(1).エンジニアリングチェーンにおけるサイバーフィジカルシステムの今後
(2).マニュファクチャリングチェーンにおけるサイバーフィジカルシステムの今後
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キーワード |
サイバーフィジカルシステム(CPS) ISA95 MES/MOM サプライチェーン ERP エンジニアリングチェーン PLM 管理シェル デジタルものづくり シミュレーション技術 リバースエンジニアリング シミュレーション技術 リバースエンジニアリング CAEによる最適化 |
タグ |
AI・機械学習、シミュレーション・解析、生産管理、センサ、ネットワーク、成形加工、ロボット、工作機、設計・製図・CAD |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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