網羅性を確保した「機能展開型FMEA」と品質問題の未然防止への応用 <オンラインセミナー>

~ FMEA/FTAを究極まで進化させた「機能展開型FMEA」、設計FMEA、工程FMEAの手順、系統図作成方法、自動車業界国際規格IATF16949のFMEA ~

・故障原因が網羅的に確保できる「機能展開型FMEA」を修得し、品質トラブルを未然防止するための講座

・システマティックに故障原因を網羅的に抽出し、対策を立て、品質問題の発生を防ごう!

・「機能展開型FMEA」は、一般的なFMEAとは次元の違う真に役立つFMEA手法です

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 新商品がお客様に喜ばれる商品であるための必須条件は、市場でクレームを起こさない事であり、その潜在的原因をあらかじめ生産前段階で無くしておく必要があります。そのためにはクレームとなり得る故障現象(故障モード)を抜けなく抽出し、それらの故障モードの原因(故障原因)を全て洗い出し対策をしておく必要があります。そのためにこの講座では次のような工夫がされています。
 (1)新QC七つ道具の1つである系統図法を応用した機能系統図を使い商品の機能を把握します。
 (2)これらの機能が無くなる状態が故障モードだと考える事により、故障モードを網羅的に抽出します。
 (3)故障モードの発生メカニズムを物理的・電気的モデルなどを基に、系統図法を応用したFT(Fault Tree欠陥樹)図を使い、システマティックに故障原因追求を行い、故障原因を網羅的に抽出します。
 (4)この様に網羅性が確保されるFMEA/FTAを機能展開型FMEAと呼び、多くの企業で具体的な成果を上げています。既存のフォーマット用紙の欄を、単にブレーンストーミングなどで埋める一般的なFMEAとは次元の違う真に役に立つFMEAが実施できます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年01月06日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・各部門で品質改善の旗振りを担っておられる方
・FMEA/FTAをもっと効果のあがるものにしたい方
・FMEA/FTAに必要な工数を最小限にしたい方
・顧客企業から自動車業界国際規格IATF16949のFMEAの実施を要求されていて、その対応に困っている方
・特に顧客クレームを撲滅するための各種活動を全社的に推進しておられる部門の方はぜひご参加ください。
予備知識 ・設計開発・生産技術・製造・品質保証などの部門での実務経験があるほうが理解しやすいですが、今後これらの部門をマネジメントされる予定の方についてはその限りではありません
修得知識 ・機能系統図の必要性とその作成方法が理解できる
・機能系統図から故障モードが網羅的に抽出できることが理解できる
・FT図の必要性とその作成方法が理解できる
・FT図から故障原因が網羅的に抽出できることが理解できる
・自動車業界国際規格IATF16949のFMEAへの対応方法が理解できる
プログラム

1.機能展開型FMEAとは (以下のFMEAという用語は機能展開型FMEAを示す)
  ・機能展開型FMEAと網羅性の確保

2.設計FMEAの手順
  (1).設計FMEAの実施対象の明確化
  (2).設計FMEAの実施のための準備
  (3).故障モードの抽出
    a.機能展開
    b.機能の故障モードへの変換
    c.機能系統図の事例
  (4).FT展開の必要な故障モードの絞り込み
  (5).故障原因の抽出
    a.設計FT展開
    b.機能展開の深さの決め方
    c.FT展開実施時の留意事項
  (6).開発段階の検証アイテムの抽出
  (7).検証手段の明確化
  (8).設計FT展開の事例
  (9).設計FMEA結果のまとめ方

3.工程FMEAの手順
  (1).工程FMEA実施対象の明確化
  (2).工程FMEAの実施のための準備
  (3).故障原因の抽出
  (4).量産準備段階の検証アイテムの抽出
  (5).検証手段の明確化
  (6).工程FMEAの事例
  (7).工程FMEA結果のまとめ方

4.FMEAが必要でない部分の品質レベルの確認方法
  ・従来技術の延長線上で設計開発できる(すなわちFMEAを必要としない)対象の品質レベルをどのように確認すれば良いかを明らかしています

5.系統図作成方法
  ・機能系統図・FT図などの系統図をエクセルで効率的に作成する方法をマニュアルという形で添付していますので、ご活用いただけます。

6.自動車業界国際規格IATF16949のFMEAへの対応
  ・標記の規格に従ったFMEAの実施を顧客企業から要求されているところでは、機能展開型FMEAを活用することにより、その工数を1/10以下にすることができます。その方法をマニュアルという形で添付していますので、ご活用いただけます。

キーワード 設計FMEA 故障モード 機能系統図 設計FT展開 品質レベル IATF16949
タグ 品質管理FMEA・FTA・DRBFM
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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