組込みソフトウェア開発における効果的な派生開発と設計図活用のポイント ~演習付~ <オンラインセミナー>
~ 設計図を活用し、安定した変更作業、品質劣化の防止、そして次の開発プロジェクト、次の世代を意識した派生開発 ~
・組込みソフトウェア開発の殆どを占める「派生開発」を効果的に進めるため、設計図の効果的な活用方法を中心に修得する講座!
・設計視点の派生開発と設計図の活用方法を修得し、スコーピング、データ、フォルダ・ファイル・関数、ソースコードの変更を伴うソフトウェア開発の効率化に活かそう!
※エクセル、パワーポイントを利用できるPCでご受講ください
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
製品・システムなどのソフトウェアを開発している現場には、既にリリース実績のあるソースコードがあります。ユーザ・市場の要求に応えるために、既存ソースコードに対して処理の追加・削除・修正などの変更を行います。そのために、ユーザ・市場の変更要求に対し、ソースコードのどこに、どんな変更を、品質のためにどれだけのテストを行うか、などを分析・設計・調査しなければなりません。これは新規にソフトウェアを開発するプロセスとは異なります。
従来、変更要求に関連する処理(関数)やデータ(変数)をgrep検索し、さらにそれら処理やデータに依存するモジュールを可能な限りgrep検索します。これらの調査を行いながら、if文や計算式などをどのように変更すれば意図通りに動くか考えます。しかしながら、従来のgrep検索や考えながら実装するには、エンジニアの経験と勘が大きな頼りになります。若手、新規参加の方には非常に難易度が高いです。またプロジェクトマネージメントをする立場からは、エンジニアの経験と勘をコントロールすることは困難です。エンジニアの頭の中で考える開発規模を信用するしかありません。新規ソフトウェア開発のプロセスを無理やり適用してもマネージメントは難しいです。
大規模化・複雑化してきた近年のソースコードにおいて、従来の方法は広大な森の中で特定の枝葉を探し、その周辺を順繰りに追いかけていく、まさに「木を見て森を見ず」状態です。そこで、本講座は抽象度の異なる設計図を用いて、ソフトウェア全体の最適化を考えながらソフトウェアを変更する派生開発方法を学んで頂く内容になっています。「確実に今のやり方のままではいけない」と思われている方には、ぜひ受講して頂きたい内容です。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2022年12月23日(金) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・派生開発において、手戻りや調査漏れなどが発生し、安定したソフトウェア開発に苦戦している方
・今のままでは、近いうちに保守できる人材が居なくなる、安全にソフトウェアリリースが困難になる、などお考えの方
・派生開発をしながら、品質確保ではなく、品質向上に取り組みたいと考えている方 |
予備知識 |
・ソフトウェア開発に携わる方であれば、特別な専門知識は特に必要なし (ただし、ソフトウェア開発の一連の流れを学んでいると理解が早い。また、設計図の学習をしておけば、さらに理解が深まる) |
修得知識 |
・抽象度の異なる設計図の活用法(書くよりは読み解くことに重点を置いています)
・設計図を活用した、第三者(マネージャー、リーダー、品質保証の方など)とのコミュニケーション方法 |
プログラム |
1.ソースコード視点の派生開発
(1).grep検索
(2).ソースコード視点の問題点
2.設計視点の派生開発
(1).スコーピングの変更管理
a.コンテキスト図
(2).データの変更管理
a.データ辞書
b.(option)データフローダイアグラム
(3).フォルダ・ファイル・関数視点の変更管理
a.コンポーネント構造図
b.クラス図
c.モジュール構造図
(4).ソースコードの変更
a.設計・コーディング規約
b.リファクタリング
c.コーディング
3.まとめ
(1).設計視点とプロジェクトマネージメント
(2).まとめ
(3).質疑
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キーワード |
gre検索 ソースコード視点 コンテキスト図 変更管理 コンポーネント構造図 クラス図 モジュール構造図 |
タグ |
ソフト管理、ソフト外注管理、ソフト品質、組み込みソフト |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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