DR(デザインレビュー)の効果的な実施方法とそのポイント <オンラインセミナー>

~ DRの目的と実施過程、効果的DRをするために必要な客観的情報を得る手段、DBFMへの対応方法 ~

・効果を2倍にし、工数を1/2にするデザインレビューの実施方法が修得できる講座

・最適で効果的なデザインレビューの実施方法を修得し、手戻りやリコール・顧客クレームの発生を未然防止しよう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 ISOなどの国際規格でも実施することが規定されているため、DRは多くの企業で実施されています。しかしその効果/工数に疑問を持って参加されている方々が少なくありません。単なる設計説明会になったり、参加者が固定化していたり、質疑応答の内容がマンネリ化ししたりしていて、DRが形骸化しているので何とかしたいという声をよく聞きます。DRの目的を下記として全社の叡智を結集するには、DRの対象を何にして、どのような観点でレビューすれば良いかを学び、DRの効果を2倍にし、DRにかかる工数を1/2にします。
 ① お客様に喜ばれる商品を市場に送り出す。 
 ②商品の企画・設計開発・生産準備・製造の過程で手戻りを発生させない。 
 ③市場に送り出した商品においてリコール・顧客クレームを発生させない。

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年10月05日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・下記のようなニーズをお持ちの経営者・管理者の方、各部門で品質改善の旗振りを担っておられる方、世の中のベストな技術をもった技術者になりたいと思っておられる実務担当者の方を対象にしております。特に現在DRの管理をされている部門の方はぜひご参加ください。
(1).DRをその目的に沿った、もっと効果的なものにしたい。
(2).DRに最適な人が参加する状態にした上で、その必要な工数を最小限にしたい。
予備知識 ・設計開発・生産技術・製造・品質保証などの部門での実務経験があるほうがベターですが、今後これらの部門をマネイジメントされる予定の方についてはその限りではありません。
修得知識 ・DRの目的が理解できる
・DRの目的を達成するために最適なDR方法が理解できる
・DRを効果的にするための、機能系統図をはじめとする色々は技術の必要性が理解できる
・全社的なDR実施規程を定めておられない企業では、その必要性を理解できる
・DRBFMへの対応方法が理解できる
プログラム

1.DRの目的
  (1).お客様に喜ばれる商品を市場に送り出す
  (2).商品の企画・設計開発・生産準備・製造の過程で手戻りを発生させない
  (3).市場に送り出した商品においてリコール・顧客クレームを発生させない

2.DR実施規程
  ・DRの目的を達成するためには、全社の知恵を結集する必要があり、そのためには、全社的に合意されたDR実施規程が必要である。実施規程の全体像を明らかにした上で、個々のDR規程においてどのようなことを規定するべきかを明らかする。
  (1).全体像
  ・DR実施対象業務を商品企画・基本設計・設計開発(詳細設計・試作&試験)・生産準備・パイロット生産とし、個々のDRの目的を明らかにすることにより、DRの全体像を明らかにする。
  (2).DRの実施過程1(商品企画段階から基本設計段階へ移行できるかどうか判断する)
  ・個々のDRにおいて、括弧内を目的としたときに、何をインプットとしてDRし、何をアウトプットするのかを明らかにし、インプットされた情報から効果的なアウトプットを少ない工数で得るためのレ
ビューの観点を明らかにする。
  (3).DRの実施過程2(基本設計段階から詳細設計段階へ移行できるかどうか判断する)
  (4).DRの実施過程3(詳細設計段階から試作&試験段階へ移行できるかどうか判断する)
  (5).DRの実施過程4(設計開発段階から生産準備段階へ移行できるかどうか判断する)
  (6).DRの実施過程5(生産準備段階からパイロット生産段階へ移行できるかどうか判断する)
  (7).DRの実施過程6(パイロット生産段階から本格生産段階へ移行できるかどうか判断する)
  (8).実施規程におけるその他の要件
    a.DR管理部門と責任者
    b.DR参加部門と出席者の資格
    c.DR実施記録の作成・保管
    d.DR結果のフォロー・検証方法

3.効果的DRとするために必要な技術
  ・効果的DRとするためには、DR対象業務の品質レベルがどの程度なのか、DR参加者が的確に判断できるような客観的情報が必要である。この客観的情報を得る手段として下記の技術を活用する。
  (1).機能系統図とFT図
  (2).設計開発品質の見える化
  (3).設計FMEAおよび工程FMEA
  (4).幾何公差設計法
  (5).工程能力

4.DRBFMへの対応方法
  ・トヨタが主導されている、および日産のQICK DRで使われているDRBFMに対応することを要求されている企業に対して、どのように対応すれば良いかを明らかにする。上記の3.の結果を活用して、対応工数を大幅に減らすことができる。DRBFMを要求されていないが、自主的にDRFMを取り入れている企業に対しては、上記1.~3.の方法に変更することをお勧めする。
  (1).DRBFMワークシートの全体像 
  (2).設計FMEAの結果を使ってDRBFMワークシートの該当欄に記入する方法
  (3).工程FMEAの結果を使ってDRBFMワークシートの該当欄に記入する方法

キーワード DR 生産準備 パイロット生産 インプット アウトプット 基本設計 詳細設計 実施規定 機能系統図 FT図 品質の見える化 設計FMEA 工程FMEA 幾何公差設計法 工程能力
タグ リスク管理業務改善品質管理FMEA・FTA・DRBFM
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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