ソフトウェア設計・仕様作成におけるモデル検査・形式手法の基礎と不具合未然防止への活用 ~演習付~ <オンラインセミナー>

~ 形式手法とモデル検査、モデル検査による不具合解析事例、モデル化と検査式、不具合未然防止への活かし方 ~

・IEC61508、ISO26262でも奨励されている手法を効果的に活用し、不具合・トラブル未然防止に活かすための講座!

・状態遷移図作成や検査、検証における形式手法の活用ノウハウを修得し、網羅的な検査の実現による不具合未然防止に活かそう!

オンラインセミナーの詳細はこちら:

・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 ソフトウェア開発の分野で、従来手法とは全く異なる新しい検証技術として注目を集めているモデル検査をご紹介します。モデル検査は仕様や設計内容を論理的な記法で記述することで、従来手法では不可能と言われている網羅的な検査を実現できる非常に強力な技術です。

 同技術を含む形式手法は、機能安全規格であるIEC61508、ISO26262で適用が推奨されており、ソフトウェア開発者だけでなく品質保証部門、技術支援部門の担当者やリーダの方には是非身に着けて頂きたい技術です。

 例題紹介では電子機器の事例から、火星探査機で実際に起きた不具合現象を模した複雑な例題まで交えて、モデル検査の魅力をご紹介します。演習では、実際にモデル検査ツールを使って、演習問題にチャレンジすることで、教科書からは得られない経験やノウハウを修得することができます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年10月24日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・ソフトウェア開発担当者/リーダ
・テスト技術者
・品質管理・保証部門の担当者/リーダ
・技術支援部門・技術研究部門の担当者/リーダ
予備知識 ・UMLのステートマシン図や一般的な状態遷移図等の概略知識
修得知識 ・形式手法の概要、必要性
・モデル検査の技術
・モデル検査ツールの操作方法
プログラム

1.モデル検査とは

  (1).形式手法のなかのモデル検査

  (2).形式手法の概要と重要性

  (3).モデル検査とは

  (4).作業は2つだけ

    a.モデルの作り方

    b.検査式の作り方

  (5).モデルとは

  (6).何でも書ける検査式

  (7).モデル検査の原理

 

2.モデル検査による不具合解析の成功事例

  (1).不具合発生(出荷前の試験)

  (2).モデル検査による不具合解析

  (3).不具合の原因究明

 

3.事例1:プリンタシステムを例にした状態遷移図の描き方

  (1).さまざまなモデル検査ツール

  (2).モデル検査で扱う状態遷移系

  (3).プリンタシステムの例題

  (4).意外と大きい状態遷移図

  (5).ツールによる簡単入力の方法

 

4.モデル化と検査式

  (1).モデル作成

  (2).変数宣言

  (3).初期値の宣言

  (4).変数毎の状態遷移

  (5).利用可能な演算子

  (6).論理演算子「->(ならば)」の誤解

    (※文字化け防止の都合上、全角で記載しています)

 

5.事例2:モデル検査により未然防止できた不具合事例

  (1).火星探査機に搭載されたシステム

  (2).モデル設計

  (3).モデル作成(コーディング)

  (4).検査項目(検査式)

  (5).よく使う検査式

  (6).事前にやるべき検査

  (7).モデル検査を行っていれば防げた実際の不具合

 

6.演習

  ・コマンドプロンプトを利用した検査の演習

キーワード モデル検査 形式手法 不具合解析 モデル作成 変数宣言 論理演算子 モデル設計 検査項目 検査式
タグ ソフト管理ソフト教育
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日