3次元計測技術の現場への実践的活用法とデータ処理の応用 ~動画デモ付~ <オンラインセミナー>

~ 機械、文化財、測量、土木・建築分野における3次元計測技術の応用、ドローン、3Dレーザ、SfM/MVS、AR,SLAM技術の活用法 ~

・ドローンやSLAM技術など新技術を用いた実務に特化した3次元計測技術の現場への応用が修得できる講座

・エキスパートの方が、多くの実践事例をもとに3次元計測技術の現場への実践的活用法とそのノウハウを公開する特別セミナー!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 今日3次元計測技術は、コンピュータ技術の発展とともに進化を遂げ、デジタルに移行した。またドローン(UAV)の登場は、高所からの撮影・計測を簡便に行なうことを可能とし、写真測量の発展形であるSfM/MVS技術により複雑な構造物や地形の3次元モデル化が可能となった。UAV技術は、GNSSのみに依存することなく、ビジョンセンサ、レーザセンサ等と連携し、高度な自律制御、非GNSS環境下での飛行安定性、衝突回避機能を有し構造物点検に適した製品が市場に投入されている。
 一方SLAM技術を利用したモバイル3Dスキャナなどは、簡易に構造物の屋内外のシームレスな3次元計測が可能である。
 本セミナーでは、弊社の文化財、測量、土木・建築、機械分野における各専門技術者が、各実務に特化した【3次元計測技術の現場への活用とデータ処理】について動画等交え分かり易く紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年11月15日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・機械、構造物、プラント、航空機、船舶、測量・計測、カメラ、システム、建築、土木・建築、ほか関連企業の方
予備知識 ・特に必要ありませんが、画像計測技術の基礎を知っていると理解しやすい
修得知識 ・3次元計測技術の機械、文化財、測量、土木・建築分野における現場への活用とデータ処理について
・ドローン、UAV、3Dレーザ、SfM/MVS、SLAM技術などの3次元計測への応用
プログラム

1.3次元計測技術の概要  
  (1).測量・計測の概要
  (2).光学的計測手法の普及
  (3).DXと3次元計測

・弊社が扱う文化財やダム・橋梁などの大型構造物に3次元計測が普及し始めたのは比較的新しい。文化財で言えば地上型3Dレーザ(TLS)の登場であり、弊社もその検証に係わった。大量に高速で高精度の3次元情報が採取できることから、さまざまな領域で活用が始まった。本講では、大型構造物を中心として基礎技術の動向、適用領域毎の動向について概説する。
  

2.文化財への3次元計測技術の応用と3Dモデル化技術
  (1).軍艦島の3次元計測
     ・SfM/MVS技術
  (2).石垣修復支援システム
     ・TLS、SfM/MVS技術
  (3).石見銀山の3次元計測
     ・ARなど

・文化財建造物の3次元計測の事例としては、世界文化遺産である「軍艦島」「石見銀山」や「皇居石垣」などの3Dモデル化とその修復に係わってきた。2010年護岸延長1.2km の「軍艦島」の崩壊過程をモニタリングするためUAVで4000枚の画像を撮影しSfM/MVS技術で3Dモデル化し、画像解析処理、損傷評価に取り組んだ。「皇居の石垣修復工事」への活用では、各石材の解体作業と並行して3Dレーザで計測・3Dモデル化を行い、その3Dデータを活用して復元時の干渉状況をリアルタイムに復元検討に反映、設計を支援する『石垣修復支援システム』を構築し、このシステムを活用することで、修復作業の品質向上、再積み直し作業の減少を可能とした。また最近では3次元データのARへの活用にも展開している。

3.土木・建築分野における3次元計測 
  (1).i-Construction 
  (2).UAV-SfM、 UAV-LiDAR
  (3).MMS、モバイルスキャナ、水中3D 

 ・SfM/MVS技術の登場は、複雑な構造物や地形の3次元モデル化を容易に行なうことを可能とした。今日 測量、土木・建築分野においては、これらの技術がインフラ構造物の点検や各種測量・調査などに積極的に活用されている。ICT(情報通信技術)や3 次元データなどを活用した建設現場の生産性向上のための取組である「i-Construction」や、自然災害発災後の被災状況調査などにカメラやレーザスキャナを搭載したUAV-SfM、UAV-LiDARが利用されている。河川・海岸管理の分野では、水中での減衰が少ない緑波長帯のグリーンレーザを搭載したUAVが水底の地形状の測量に用いられている。   

4.インフラ点検・維持管理(橋梁・構造物等)への3次元計測への応用
  (1).インフラ点検の現状
  (2).画像計測によるインフラ点検
  (3).手順など

 ・2014年7月の道路法施行規則の一部改正では、国及び地方自治体が管理する全ての道路橋・トンネルに対し、5年に一度の人による近接目視点検が義務化され、2019年3月には画像等による点検も条件付きではあるが承認され、UAV等のロボット技術活用が可能となった。また2024年の点検3巡目からは2巡目成果の延長上にある「3D納品」また「局所的点検」などがトレンドになり、「点検位置へUAVを正確に誘導する技術-画角再現」が必要な機能になる。

5.精密計測 他への3次元計測への応用
  (1).サブミリ精度の計測手法の活用
  (2). SLAM  
  (3).ロボティクス分野における3次元計測の活用

 ・製品検査などに活用される【サブミリ精度の計測】やロボティクスにおいて、ロボットがどの位置に居るかをロボット自身が把握するためにSLAMと呼ばれる技術の研究が盛んだ。ロボットの周囲環境の地図生成と、地図上での自己位置推定を同時に行うものでカメラ等から得られる画像やLiDARやSLAMから得られる点群を用いて、画像や点群を処理する研究も行われている。これらSLAMや画像・点群処理の応用例を紹介する。

キーワード 3次元計測 光学的計測 3Dレーザ TLS SfM/MVS  AR 3Dモデル i-Construction  UAV-SfM  UAV-LiDAR  MMS モバイルスキャナ UAV  SLAM ロボティクス 点群処理 GPS シームレス測位 IMES
タグ SLAM・自己位置推定イメージセンサデータ解析センサモバイルコンピューティング画像処理画像認識ロボットGPS計測器光学
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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