感性工学における評価データ分析の基礎とその実践<オンラインセミナー>

~ 感性工学の基礎と応用例、感性の測定法、Pythonによる感性工学の評価データ分析法 ~

・広範囲の知識が必要な感性工学の基礎から実際の評価・実験データの分析法までを修得し、製品開発・改善へ応用するための講座
・感性評価データの分析を効果的に行うためのノウハウを修得し、付加価値の高い製品開発へ応用しよう!

オンラインセミナーの詳細はこちら:

・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 1970年代初頭に始められた感性工学は、商品やサービスに対する感性の構造を明らかにし、“洗練された” “スポーティな”といった感性と、色や形状、表面加工などデザインの要素との関係を明らかにします。
 感性工学は、心理学測定法、統計学、多変量解析、AIによる分析などの多くの分野をまたがる方法で組み立てられており、習得するには広範囲の知識が必要です。この講座では、感性工学の基本的な考え方、感性工学実験の方法、根幹となっている心理データの測定法、統計学と分析、実際の評価実験データの分析のハンズオンを通して、商品開発・改善にすぐに役立つように、一通りレクチャーを行います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年12月22日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・仕様の詳細を決めている設計担当者、企画担当者の方
・感性評価のデータを評価するための分析方法を修得したい方
・自動車、家電、機械、電気電子その他関連企業の方
予備知識 ・基本的な線形代数と微分の概念
※計算手順までを覚えている必要はありません
修得知識 ・感性の測定方法を修得することが出来る
・感性の計測データを分析するためのポイントを修得することができる
プログラム

1.感性工学の基礎と応用例
  (1).感性とは心理学での基礎
  (2).感性工学による商品開発と商品の進化
  (3).感性工学の応用例
    a.PANASONIC 電球型蛍光灯
    b.NISSAN steering wheel
    c.SHARP 液晶ビューカム
    d.自動車業界での応用例
    e.ホテルなどサービス業での応用例など
    f.女子大生のお出かけスーツ設計システムFAIMS(分析のモデルケース)
    g.自然言語などAIベースの分析例
  (4).質感の感性工学
    a.細かい表面仕上げ
    b.光の拡散・反射特性と感性との関係
  (5).感性人間工学
    a.モーションキャプチャーなど物理的計測
    b.筋電図測定などの生理的計測手法
    c.感性工学の合わせ技

2.感性の測定方法
  (1).SD法と尺度論,統計分布
  (2).主成分分析(多次元の感性構造を抽出)
  (3).クラスター分析(代表的なサンプルのグループを形成,共通要素を発見する)
  (4).回帰分析系(細かい設計要因と感性との間の関係を推定する)
  (5).感性評価データ分析のハンズオン

3.Pythonによる感性工学の評価データ分析
  (1).主成分分析による感性構造抽出
  (2).クラスター分析による主要なデザイン要素の発見
  (3).PLS回帰分析によるデザイン要素と感性との関係の推定

4.その他事例
  (1).形と感性との関係(Morphometrics)
  (2).表面加工と感性の関係(VirtualPrototyping)

キーワード 心理学 感性工学 定量化 データ分析 Python ソフトウェア 質感評価 主成分分析 SD法 尺度 クラスター分析 回帰分析 評価 デザイン
タグ データ解析感性・脳科学・認知工学
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日