品質工学によるロバスト開発設計法および効率性の確保と創造性を両立した技術開発への活かし方 <オンラインセミナー>

~ 企業活動のバリューチェーン、設計プロセス標準化、設計手順の形式知化、手順書の体系と管理、設計自動化への活用 ~

・従来のロバスト性の改善と市場予測に加え、顧客の期待を超える製品を実現するための品質工学技法を、具体的な事例を通して修得する講座!

・時代の変化に適応した品質工学技法を、試作・実験・試験時間短縮による効率化と、より優れた性能・機能を実現する創造的な開発設計に活かそう!

 

希望者には講義で紹介する「エクセルによる解析」のファイルを差し上げます

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 従来の品質工学はロバスト性の改善と市場予測を第一の目的としていましたが、市場で不具合を起こさないという意味でのロバスト性の確保だけではお客様の期待を超えることはできない時代となりました。お客様の期待を超える性能や新しい機能を実現するのと同時にロバスト性を確保することが新たな課題となっています。このような時代の変化に対応して品質工学の技法や技法活用の狙いも進化しております。

 本講座では品質工学の基礎から、お客様の期待を超える製品を実現するための新しい品質工学のアプローチまでを事例を交えて紹介します。従来の品質工学が目指していた効率性の確保に創造性の追求を追加した新しい品質工学を多くの皆様に活用していただければと思っております。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年08月02日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・自動車、自動車部品、機械、電子機器、電子部品、装置、各種材料、医療機器、薬剤等、ものづくり企業の技術開発、製品設計、生産技術、品質保証の担当及びマネジメント
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・ロバスト性を改善するための品質工学技法の知識
・システムの性能とロバスト性を予測評価するための品質工学技法の知識
・新たなシステムを考案する的確性を高めるための新しい品質工学技法の知識
・創造性と効率性を両立した技術開発プロセス設計のプラットフォーム”T7”の紹介


(参考書籍)
タグチメソッドによる技術開発
プログラム

1.品質工学の狙い

  (1).なぜ上流でのロバスト性確保が重要なのか

    a.フロントローディングのための2段階設計

    b.狩野モデルとロバスト性

    c.光ディスクにおけるロバスト性確保の事例

  (2).創造技法としての品質工学の位置づけ

 

2.開発設計における実験の基礎知識

  (1).一因子実験のリスクと交互作用

  (2).交互作用と直交表実験

    a.交互作用の影響を回避する方法

    b.直交表実験の方法

    c.直交表実験の威力 材料開発事例の紹介 

 

3.製品設計段階での改善手法としてのパラメータ設計

  (1).パラメータ設計の狙いと手順

    a.ロバスト性の改善が有効な場面とよくある失敗ケース

    b.パラメータ設計の手順

  (2).エクセルによる解析のポイント解説:デモ

 

4.機能性評価とその狙い

  (1).機能性評価超入門

  (2).損失関数

    a.機能限界と許容差

    b.品質管理、信頼性工学と品質工学の方向性の違い

  (3).機能性評価

    a.目的機能から基本機能を考案する方法

    b.数千時間の信頼性評価を2週間に効率化した事例

 

5.技術開発とCS-T法

  (1).ロバストパラメータ設計によるシステム評価

    ~早く失敗しろの意味~

    a.LIMDOW-MOの技術開発事例

    b.VCSELレーザーの技術開発事例

  (2).ロバストパラメータ設計の課題を解決するCS-T法と活用事例

    a.ロバストパラメータ設計の課題とCS-T法

    b.CS-T法の事例

 

6.品質工学に関連した最新情報

  (1).商品開発プロセス研究会について

  (2).DFSSと品質工学を融合した新しい技術開発プロセス設計のプラットフォーム「T7」

 

CS-T法 :Causality Search T-Method法

DFSS  :Design For Six Sigma

T7   :技術開発の7要素

キーワード フロントローディング ロバスト性 直交表 パラメータ設計 CS-T法 技術開発プロセス 品質工学 タグチメソッド
タグ 品質工学設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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