技術者のための「発想力向上法」とアイデアのまとめ方・実務への活かし方実践講座 ~演習付~ <オンラインセミナー>

~ 課題発見・解決と発想、発想法のいろいろ、情報の収集と知識の獲得、アイデアから知的財産へ ~

・豊富な実例をもとに技術・開発に役立つ実用的な発想法をマスターし応用するための講座

・技術者として設計・開発・推進の仕事に発想法を活かしてきた講師の経験を基に、アイデアの生み出し方を実務で活かすための方法を修得し、設計や開発の実務に活かそう! 

・テキストは分かりやすい文章の読み物で、受講後にも引き続き発想に役立つ考え方を復習でき、資料としても、発想に役立つ考え方とヒントを数多く提供します

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 技術が急激に変化し、発想が求められる時代です。そのアイデアを創出する力は、訓練によって向上します。技術者として、これまで自ら発想し設計・開発・推進の仕事に活かしてきた経験を基に、発想とそれを実務で進めるための方法を示します。その中に技術者としての考え方も織り込みます。
 まず、マンダラートやマインドマップといった多くの先人の発想を概説し、ロジカルシンキングにも言及します。さらに演者独自の新しい発想法を提示します。開発・技術にとって多くのヒントを元にする実用的な発想法として、実例を豊富に挙げて説明します。
 実習では、アイデアを絞り出す感覚をつかんでいただきます。その発想から実現可能なものに絞り込んでとりまとめ、実現へと進む流れを示します。日本創造学会の成果にも言及します。
 テキストは分かりやすい文章の読み物で、受講後にも引き続き復習と自主的な学習、そして実際の発想に役立つ考え方を勉強できます。資料として、発想に役立つ考え方と発想のヒントを数多く提供します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年05月07日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・技術の開発 、設計 、現場技術者など発想力を付けたいすべての方
・発想したアイデアからどう実用化するか悩んでいる方
・発想の習慣を身につけた方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・発想することを訓練する方法と発想する力の養成
・アイデアのまとめ方
・アイデアの実現方法
プログラム

1.発想から実現へ
  (1).発想が必要な技術活動
    a.発想は課題発見と課題解決
    b.発想の場
  (2).新しいアイデアを生む守破離の流れ
    a.守破離とは
    b.守破離のステージと発想
    c.守
    d.破
    e.離
    f.段階を踏むことの重要性
  (3).課題発見・解決と発想
    a.課題解決力
    b.課題発見力の重要性
    c.課題発見・解決力の評価
  (4).発想から実現への流れ
    a.発想すること
    b.考えを具体的にまとめてみる
    c.実施に導く
  (5).発想のため勉強法

2.発想の方法
  (1).発想の基本
    a.アイデア出現のメカニズム
    b.科学すること は分解能を高めること
    c.分化する方法
    d.共通点と差異の見極め
    e.例としての片付け手順
    f.具体的な片付け手順例
  (2).アナロジー
    a.アナロジーとは
    b.科学の発展とアナロジー
    c.移動現象のアナロジー
    d.アナロジーは発想の宝庫
    e.アナロジーを思いつくキー
  (3).発想法のいろいろ
    a.発散的方法と集束的方法
    b.自由連想法と強制連装法
    c.深堀発想法と網羅発想法
    d.論理展開による分類
    e.NM法
  (4).ヤング法「アイデアの作り方」
    a.第1段階 資料を収集する
    b.第2段階 資料を咀嚼(そしゃく)する
    c.第3段階 問題を忘れてアイデアを待つ
    d.第4段階 自然にアイデアが浮かぶ
    e.第5段階 具体的な実用化のために展開する
    f.制御の構成とのアナロジー
  (5).マンダラート
    a.マンダラートの作成手順
    b.長所と短所
  (6).マインドマップ
    a.使用方法
    b.マインドマップの6つの条件
    c.長所と短所
  (7).定義文・解説文から発送する反問法
  (8).シーズとニーズからの発想
    a.留意点
    b.シーズ型の視点
    c.ニーズ型検討の例

3.発想の誘い方
  (1).オズボーンのリスト
  (2).TRIZの発明原理
  (3).量と単位を考えて発想する
    a.発想を例にとった条件の拾い出し
    b.単位の汎用的な表現
    c.次元の指数は無限
    d.基本単位リストに基づく発想
    e.組立単位リストによる発送
    f.無次元数
    g.アインシュタインの式
  (4).接続語から発想する
  (5).ことわざから発想する
  (6).動詞から発想する
    a.動詞のバリエーション
    b.動詞と発想の具体例
    c.発想に利用できるその他の動詞
  (7).オノマトペで発想する
    a.オノマトペの有用性とだいこんおろし
    b.商品開発への適用

4.発想のための基礎固め
  (1).発想の基になる力
    a.技術の基本は専門力である
    b.「文(ふみ)を広げて。。。」書物には知恵がある(兼好法師)
    c.語彙力こそが教養である(斎藤孝)
    d.総合的な判断が加わって価値が生じる
  (2).発想するための姿勢
    a.ホメオスタシスと新規性
    b.感覚を研ぎ澄ます
    c.生活の中であれこれ工夫する
    d.アイデアが必要な時は何かをひねりだす
    e.対象の専門に関連する法則・アイデアを知る
    f.近い分野の法則・アイデアを知る
    g.まったく関係ない分野の法則・アイデアを知る
    h.技術以外でも充実させる
    i.ヒントや人に頼りすぎない
    j.諦めないか諦めるかのバランス
  (3).アイデアを出す環境づくり
    a.時間をひねり出す
    b.雰囲気を変える
    c.他のことに熱中する
    d.リラックスする
    e.睡眠を利用する
    f.静かな場所で一定の時間集中して考える
    g.邪魔が入らない環境を利用する
  (4).情報の収集と知識の獲得
    a.新聞
    b.新聞・ニュースのオンライン版
    c.学会・業界紙誌
    d.学会・業界などの講演
    e.展示会
    f.カタログ調査
    g.特許調査
    h.学術文献データベース
    i.ニセ科学の情報

5.アイデア創出の実行
  (1).発想の下準備
    a.アイデアの目標を明確にする
    b.発想のハードルの高さを知る
  (2).キーワードの抜き出し
  (3).コストの考慮
    a.コストは変化する
    b.コストを無視して考える
    c.コストを考慮して検討する
    d.設備に関わるコストの超概算
  (4).アイデアの出しあい方
    a.ブレインストーミング
    b.ブレインライティング
    c.ディベート型検討
    d.人に聞いてもらう
  (5).思いつきへの対応
    a.すぐにメモをとる
    b.素早く記録する
    c.ときどき整理して思い起こす
  (6).発想の範囲を広げる工夫
    a.見方を変える
    b.ユーザーの対象を大きく広げる
    c.多くの異なるものに目を向ける
    d.着眼と発想
    e.余談には重要な示唆がある

6.アイデアのまとめ方
  (1).論理を追う
    a.推論のよりどころ
    b.帰納法と演繹 (えんき)法
    c.三段論法
    d.弁証法 (正反合)
    e.仮定と実証の繰り返し
    f.予想と違ったらチャンス
    g.対偶から真偽を問う
  (2).ロジカルシンキグ
    a.MECE(ミース)
    b.So What/Why So
    c.ロジカルツリー
    d.マトリックス
    e.フロー図
    f.関係図
    g.仮説検証
    h.まとめる手法
  (3).KJ法で整理する
  (4).概念を図示する
    a.概念の図
    b.考えの階層化
  (5).文章にまとめる
    a.考え方を文章化する
    b.文書作成の手順
    c.抜けている項目の探し方
    d.参照元を明確に示す
    e.定義・解説する文
  (6).関係を解析する
    a.図にしてみる
    b.数式にする
    c.ツリーを作成する
    d.ものごとの重みを考慮する
    e.Microsoft Excelで関係を導
    f.並べ替え
    g.重回帰分析
    h.ゴールシーク型の計算
    i.補外・補間の危なさ
   (7).アイデアを評価する
    a.評価の必要性
    b.関数による評価
    c.決疑論による判定
   (8).なんでも概算する
    a.重要なパラメータの確認
    b.桁を間違えると命取り

7.実務における対応
  (1).アイデアを実施に移す
    a.自分の知識やアイデアを活かす能力
    b.プロジェクトエンジニアのコンピテンシー例
    c.実施手順の例  Whitbekの設計手法
    d.ものごとを進めるPDCAサイクル
    e.検討を進めるPPDAC
  (2).アイデアから知的財産へ
    a.特許情報の価値
    b.発明の主要な要件
    c.アイデアの権利主張
    d.特許のアイデア提出書
    e.特許共同申請契約書
    f.新規事業提案書
    g.公的補助金申請書
  (3).トラブル防止のための対応
    a.故障の認識
    b.保全の考え方
    c.トラブル防止対策の心構え
  (4).新しい技術を追求すること
    a.新しい技術の行使
    b.古いもののよさを再考する
    c.疑問を感じたら引き返す
  (5).人とともに仕事をする意識
    a.協力で進化し生き延びた人類※
    b.アラインスの増加
    c.進む「協働」の体制
    d.協働する上での留意点
  (6).技術者の心持ち方
    a.疑う姿勢と他人への態度
    b.落ち込みと気持の切り替え

8.発想に役立つ考え方
  (1).ものごとを進める方法
    a.試行回数の絞り込み
    b.やり始めた方が速い
    c.できないことはできない
    d.誤差は大将をやっつけてこそ減少する
    e.どこまで混ぜれば完全合か
    f.代用特性
    g.許容差
  (2).汎用的な概念
    a.無次元数
    b.レイノルズ数
    c.比表面積
    d.形状の表現
  (3).技術者に有用な種々の概念
    a.フルイの違い(縦振動と横振動)
    b.平面伸長流動
    c.その他の重要なテーマ

キーワード 発想 問題発見 課題解決 アナロジー マインドップ  TRIZの発明原理  アイデア創出 三段論法 ロジカ ルシンキング KJ 法 知的財産 アラインス 試行錯誤 オズボーン
タグ イノベーション研究開発商品開発問題解決・アイデア発想
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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