自動車における心理・生体情報センシングと製品開発への応用 <オンラインセミナー>

~ 人体システムの基礎事項、次世代車両搭載用の新たな車内騒音制御対策、心地よい車内音環境の構築、生体情報計測をフィードバックした振動制御による乗り心地の改善策 ~

・生体計測工学・心理工学における原理原則に基づき魅力的で「乗り心地の良い」製品開発に応用するための講座

・心理や生体情報をいかに製品開発に実践的に応用展開するかについて修得できる特別セミナー!

 

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講師の言葉

 本セミナーでは、生体情報を取り扱う上での基礎事項について、実用上問題のない範囲で、実際に使っていく最低限の内容に絞って解説をしたいと思います。そして、これらの基本的な知識を使って、未知の技術開発にどのように対処していくのかについて考察していくことを主眼としてまいります。講師のこれまでの経験をもとに境界領域であるこのような技術開発にどのように向き合えばよいのか?ということをテーマに、自動車の音環境と振動環境に関する事項を具体例として、セミナーを展開したいと思います。なお、ここでの開発事例を生かせば、他の生体計測を利用した製品開発まで応用することは可能です。ぜひ、生体情報を生かすきっかけになるようにしていただければと思います。奮ってご参加ください。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年05月17日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・自動車、車載機器、輸送機機器関連企業の方
・自動車における生体計測・心理工学を利用した技術開発を行いたいと思っている方
・自動車という窓を通して、自動車以外の技術開発全般において生体計測工学・心理工学を使いこなす方法を学んでみたいと思う方
予備知識 ・予備知識は不要ですが、受講以前に簡単な制御の知識があるとより理解が深まります
修得知識 ・生体計測工学・心理工学における原理原則に基づき魅力的な技術開発を行うことができるようになる
プログラム

1.従来の自動車の乗り心地について考える ~振動と騒音~
  (1).従来の自動車が心理的に影響を与える要因1 振動
  (2).従来の自動車が心理的に影響を与える要因2 車内騒音
  (3).乗り心地曲線の読み方
  (4).車内騒音とラウドネス曲線

2.人体システムの基礎事項
  (1).ストレスとは何か
  (2).自律神経系の活動と心拍変動
  (3).流量可変式ポンプである心臓の変動
  (4).音を聴くということ:耳から脳へ
  (5).脳波と脳血流について

3.生体情報のセンシングとモニタリング
  (1).人間の活動を支える電気信号1 心電図と心拍変動
  (2).人間の活動を支える電気信号2 脳波
  (3).脳を巡る血液 NIRS
  (4).唾液アミラーゼ
  (5).質問紙法

4.次世代車両が直面する車内騒音
  (1).次世代車両搭載用の新たな車内騒音制御対策
  (2).小型なアクチュエータの壁面振動を利用した低周波騒音制御技術
  (3).音の重ね合わせによるマスキング
  (4).心地よい車内音環境の構築 (音楽に含まれる1/fゆらぎ)

5.生体情報フィードバックによる振動の乗り心地制御
  (1).自動車の乗り心地と振動が与える心理的影響 
  (2).乗員の状態に合わせたアクティブ制御
  (3).リアルタイムに人の状態を把握する
  (4).生体情報計測をフィードバックした振動制御による乗り心地の改善
  (5).心理状態の評価から情動の解析へ

キーワード 乗り心地 乗り心地曲線 振動 車内騒音 車内騒音 ラウドネス曲線 人体システム ストレス 生体情報 心電図 心拍変動 脳波 NIRS 生体情報フィードバック アクティブ制御 

タグ 自動運転・運転支援技術・ADASセンサ感性・脳科学・認知工学生理・官能検査生体工学使いやすさ・ユーザビリティ人間工学自動車・輸送機車載機器・部品振動・騒音電装品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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