生産スケジューリングの基礎とリードタイム短縮への活用ポイント ~演習付~ <オンラインセミナー>

~ 納期遅れの原因、納期と在庫のバランス、生産リードタイムの算出、納期遅れの解決方法、生産計画のサイクル作成 ~

・生産管理の基礎からデジタル化対応や「納期遵守と適正在庫」を両立させる生産計画立案のポイントまでを修得する講座!

・生産スケジューリングの基礎事項から、納期遅れの解消やデジタル技術の活かし方までを修得し、無駄な在庫削減やリードタイム短縮に活かそう!

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講師の言葉

 最小の在庫量で、リードタイム短縮を実現し、納期対応能力を向上したいと思いませんか?まったく同じ製品を作る場合でも、顧客の注文から納入までのリードタイムは、個別受注生産・繰返し受注生産・受注組立生産・見込生産の、どの形態(ビジネスモデル)をとるかによって異なります。一般に、在庫を持てば納入リードタイムは短くなりますが、在庫として寝ている期間が増えるため、製造着手から完了までの全体リードタイムは長くなってしまう――リードタイム短縮と在庫削減には、トレードオフの関係が成り立ちます。

 本講座では、コスト・品質と並んで競争力の三大要素である「納期」(時間)に焦点を当て、納期遵守と適正在庫を両立させるための、「納期設計」の基本を学びます。そして生産活動の全体を、「生産システム」という視点でとらえ直すことにより、今日の課題に対応するデジタル化の定石と、システムズ・アプローチの考え方を理解します。

 

オンラインでご受講される方は、マイク機能の用意もお願いいたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年06月02日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・製造業の製造・生産管理・生産技術・設計担当者、購買担当者などで基礎事項から学びたい方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・製造業の基本的生産形態、生産システムの意義、生産計画とスケジューリングの基本的サイクル、リードタイムと在庫の関係、適正な在庫量の求め方、生産スケジューラの役割、リードタイムの短縮法 など
プログラム

イントロダクション

  (1).工場というシステムの『性能』とは

  (2).ある生産管理部長の話 〜50%の生産性アップの秘密とは?

 

1.なぜ納期遅れが起こるのか

  (1).納期遅れの原因を分類すると

  (2).問題解決1:最初は必ず『品質』から

  (3).問題解決2:次に『在庫』を活用する

  (4).問題解決3:計画・統制の仕組みを作る

  (5).問題解決4:それから『生産性』を上げる

  (6).納期達成率を測ろう

 

2.納期と在庫のバランスを考える:リードタイムと在庫の理論

  (1).生産の「PQ分析」

  (2).製造業の4つの生産形態

  (3).在庫の三つの機能と4つの種類

  (4).在庫理論の基本:安全在庫と発注点数量

 

3.リードタイムは何で決まるか:スケジューリングの基礎知識

  (1).リードタイムとは何か

  (2).生産リードタイムの計算

  (3).演習:生産リードタイムをもとめる

  (4).スケジュール作成で重要なこと

 

4.納期を設計する:生産形態(ビジネスモデル)と在庫ポイントの選択

  (1).繰返し受注生産と「下請け型見込生産」

  (2).納入リードタイム(デリバリー)の設計

  (3).カップリング・ポイントの在庫配置

  (4).演習:リードタイムの設計

 

5.生産性を向上する:納期遅れの解決方法

  (1).生産座席予約による納期調整法

  (2).流れの滞留を減らす 〜工場物理学の知恵

  (3).ムダ時間を減らす

  (4).工程への投入順序に基準を決める

  (5).ボトルネック工程をスケジュールする

  (6).繰返し受注生産と流動数管理

 

6.生産計画のサイクルを作る:デジタル技術はこう活かそう

  (1).生産計画のステップ

    a.基準生産計画(MPS)

    b.部品表(BOM)

    c.工程展開(タスクの洗い出し)

    d.スケジュールの立案

    e.製造オーダーの作成と差立て

  (2).先進的生産スケジューラ(APS)の機能と利用

  (3).製造業におけるデータの流れとソリューション・マップ

  (4).スマート工場とIoT技術のインパクト

 

7.おわりに:「サプライチェーン」を理解する

  (1).サプライチェーンの姿を考える

  (2).あなたの会社にトヨタ生産システムが向かない理由

  (3).納期遅れ問題へのシステムズ・アプローチ

  (4).本研修の「レポートの書き方」

  (5).マネジメントには「テクノロジー」が存在する

  (6).参考図書

キーワード 納期遅れ リードタイム(LT) 在庫理論 部品表 BOM カップリング・ポイント 流動数管理 生産スケジューラ(APS) IoT スマート工場
タグ 業務改善生産管理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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