シランカップリングの基礎と最適な選定法および効果的な活用法 〈オンラインセミナー〉

~ シランカップリング剤の構造と種類と用途、反応メカニズム、表面被覆状態の分析・評価法・解析法・例 ~

・シランカップリングの基礎、反応メカニズム、表面処理解析法を理解し、高付加価値な製品開発に応用するための講座

・シランカップリング剤における有機物と無機物との反応技術を修得し、ハイブリッド材料・表面修飾・物性改良などの効果的な応用へ活かそう! 

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 シランカップリング剤は、有機物と無機物双方と反応することができる、非常に有用な化合物で、ハイブリッド材料・表面修飾・物性改良などに幅広く用いられています。

 しかしその反応機構や構造などについては、無機化学・有機化学・表面科学・分析化学など多岐の分野に渡りますので、なかなか統一的な参考書などがありません。

 本セミナーでは、シランカップリング剤の使い方について、分かりやすくまとめます。

 前半部分では、参考書・教科書や論文で触れられることがなかった反応メカニズムや表面処理の解析について、詳細に解説いたします。

 後半では、本分野に関するよくある質問をQ&A形式で解説いたします。また、最後に我々が行っている最新の研究を紹介し、将来展開への資料としていただきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年03月11日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料化学・環境・異物対策品質・生産管理・ コスト・安全研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・これからシランカップリング剤を用いて業務を初められる方
・すでに使用しているが、疑問点がある方
予備知識 ・化学のご経験があれば、全体を通して容易に理解していただけると思います

修得知識 ・シランカップリング剤の反応
・目的達成に必要な条件
・分析の方法
・問題解決の方法
・研究の将来展開に関する資料
プログラム

1.シランカップリング剤について

  (1).シランカップリング剤の構造と種類

  (2).シランカップリング剤の用途

  (3).シランカップリング剤の応用範囲および将来展開

 

2.シランカップリング剤の反応

  (1).シランカップリング剤の反応例

  (2).シランカップリング剤の反応メカニズム

  (3).シラノールの反応中間体並びにシロキサン生成機構

 

3.表面被覆状態の分析・解析法

  (1).解析・評価方法

  (2).解析例

 

4.講師の研究室における、最近のシランカップリング剤関連研究の紹介

  (1).シラノールを原料にした合成

   構造が高度に規制されているシルセスキオキサンやシランカップリング剤の原料として、シラノールを用いる方法を解説します。

  (2).ラダーシロキサン

   はしご型の構造を有し、多くの優れた物性を示すラダーシロキサンの合成と性質についてお話します。

  (3).ヤヌスキューブ

   かご型構造の対面に4つずつ異なる置換基を有するヤヌスキューブについて、その合成と応用展開について解説します。

  (4).ランタンケイジ

   より大きくフレキシブルなかご型構造をもつランタンケイジの合成と応用の可能性についてお話します。

  (5).ダブルデッカーシロキサン

   かご型構造の反対側に置換基を導入することができ、最近盛んに研究が行われているダブルデッカシロキサンについて解説します。

キーワード ハイブリッド材料 表面修飾 物性改良 シランカップリング 表面被覆
タグ プラスチック樹脂・フィルム薄膜表面改質表面処理・めっき
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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