技術者に必要な原価計算の基礎と原価管理・コストダウンの実践とそのポイント 〈オンラインセミナー〉

~ 技術者に必要な原価計算の基礎、材料費の試算ノウハウ、レート設定と加工費の試算ノウハウ、原価管理・コストダウンの実践とそのポイント ~

・技術者に必要な原価計算を図面段階で試算することで利益を確保し、原価管理・コストダウンのノウハウとポイントを実践するための講座!

・図面段階での原価計算を理解し、原価管理・コストダウンの実践ノウハウとそのポイント実務に活かす特別セミナー! 

本講座はMicrosoft Teamsを利用します

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 製品の開発・設計段階やものづくりの準備段階での原価管理・コストダウンの実践には、事前の原価計算が必要です。それは、製品原価は仕様書や図面が完成した段階で80%が決まるからです。顧客の要求により製品の多様化、多品種化が拡大している今日、図面段階で利益を確保するには図面に書かれている情報から原価を試算することが技術者には必携です。製品原価を自由自在に把握できる技術者は、自信を持って日常の業務に取り組み、会社の業績に貢献しています。

 本講座は、技術者の方々に製品原価計算の仕組みと原価管理・コストダウンにより利益を得るためのコスト試算や原価管理・コストダウンの実践ノウハウとそのポイントを豊富な事例と演習を交えて徹底指導します。

 図面段階での原価計算をマスターして、コスト意識が高いワンランク上の技術者を目指してください。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年02月12日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー品質・生産管理・ コスト・安全研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・製品開発・設計に携わる技術者、研究者、管理者、プロジェクトリーダー
・原価企画に携わる技術者、研究者、管理者、プロジェクトリーダー
・生産・製造技術に携わる技術者、研究者、管理者、プロジェクトリーダー
・技術企画などコストダウン推進リーダーの方々 など
予備知識 ・特にありませんが、実務経験のある方が望ましい
修得知識 ・技術情報から事前原価を計算するポイントが明確になります
・歩留計算を含め、正しい材料費計算ができます
・加工費レート、設備費レートが設定できます
・段取時間、加工時間、設備時間の扱い方が整理できます
・生産形態に対応した正しい加工費が計算できます
・コストダウンすべき製品の優先順位がわかります
・コストダウンの可能性が定量化できます
・意思決定、損得計算のポイントが明確になります
プログラム

1.技術者に必要な原価計算の基礎知識

  (1).IoT時代のものづくりと原価のしくみ

    a.直接費と間接費とは

    b.変動と固定費とは

  (2).事前コスト検討に必要な原価計算

    a.スマート工場、IoT時代に必要な原価計算とは

    b.ロットの違いによる原価への影響を考慮する

    c.工数と設備時間を使い分ける

  -演習:原価の基礎を確認しよう-

 

2.技術者に必要な材料費の試算ノウハウ

  (1).材料単価表の作り方

    a.価格構成の基準設定

    b.相場材料の単価設定

    c.購入品・外注品の単価設定

  (2).材料消費量の算定

    a.製品単位あたり寸法と面・体積計算

    b.使用材料の形状・寸法・取数決定

  -演習:製品1個の材料費を試算する-

 

3.技術者に必要なレート設定と加工費の試算ノウハウ

  (1).加工賃率(加工費レート)の設定

    a.加工費レートに含める原価とは

    b.製造部門と補助部門を分解する

    c.変動費レート・固定費レートを設定する

  (2).減価償却費とは

    a.定率法と定額法で異なる償却費の計算方法

    b.設備費レートの設定ポイントは経済耐用年数

    c.金型・治工具費の設定ポイントは生涯生産数量 

  -演習:加工費レートを試算する-

  (3).加工時間と加工費の算定

    a.加工時間に含める時間とは

    b.変動加工費を計算する

    c.固定加工費を計算する

    d.生産数量の変動による加工費のシミュレーション

  -演習:製品1個の加工費を試算する-

 

4.技術者に必要な原価管理・コストダウンの実践とそのポイント

  (1).図面段階の原価は原価企画で管理する

    a.原価企画活動は「Plan→Do→See」で進める

    b.原価企画に必要な3つの原価とは

  (2).付加価値率と限界利益率とは

    a.コストダウン対象製品を探す原価のポートフォリオ分析

      -演習:ポートフォリオ分析でコストダウン対象製品を発掘する-

  (3).原価計算をコストダウンに活用する

    a.基本機能原価を追求したコストダウン事例 

    b.1級品と2級品の適用を品質と原価で判定する

  (4).原価計算を利益に結びつける

    a.利益図表の作り方

    b.損益分岐点とは

    c.損益分岐点の活用

  (5).赤字製品の製品を継続するか中止するか

    a.作れば作るほど赤字になる製品とは

    b.赤字製品を受注するか

      -演習:赤字製品の生産を中止するか継続するか、値引きの要求に応じるか-

  (6).原価計算を意思決定に結びつける

    a.省人化ロボットの投資はいくらまでか

    b.モノの運搬は人と設備のどちらが得か

    c.新規設備と既存設備のどちらを使うか

    d.故障してから直すか、故障する前に取り替えるか

    e.仕事量の違いで改善効果が変わってくる

      -演習:省人化ロボット投資の限度額を設定する-

 

5.質疑応答

キーワード 原価計算 材料消費量算定 加工賃率設定 減価償却費 加工費計算 コストダウン 付加価値率 限界利益率 原価企画 経済耐用年数 
タグ コストダウン業務改善原価・財務・会計未然防止
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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