洗浄技術の基礎と洗浄不良対策および高品質洗浄への応用 <オンラインセミナー>

~ 洗浄の基礎、湿式洗浄・乾式洗浄の除去メカニズム、洗浄不良要因と対策、品質評価方法、高品質洗浄技術 ~

・湿式・乾式の洗浄メカニズム、洗浄工程の構築法、注意点を学び洗浄不良の対応や対策に応用するための講座

・適正洗浄技術を理論と実例を交えた講義から理解し、最適な高品質洗浄を確立し、洗浄不良対策や未然防止の実務に応用する特別セミナー!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 自社の洗浄工程がどのような理屈でそのようになっているか説明できる方はあまり多くないかもしれません。お聞きすると、洗浄液や装置メーカーの推薦、前例や他の工程を参考にそうしたと言われる方が多いです。その場合、洗浄不良が出た際は途方に暮れてしまうかもしれません。本当にその洗浄液や装置構成でよいのか懐疑的にもなってきます。洗浄物と汚れ、洗浄要求品質の組み合わせは無限にあり、それらによってどのように洗浄すべきか異なってきます。そのためそれらの適正洗浄を技術的に選定、組み立て、評価していくことが基本です。

 本講習では、それらの方法とともに、理論を交えながら何故そうなるのか、そうするのかを説明していきます。また洗浄不良例もいろいろな観点から多数ご説明しますので参考になると思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年02月09日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー化学・環境・異物対策
受講対象者 ・洗浄工程を含む生産技術、製造に携わる方
・電子部品・精密部品・光学部品製造企業、関係企業の方
・洗浄剤、洗浄装置、洗浄機器、洗浄治具など洗浄産業に関わる方

予備知識 ・高校基礎レベルの物理、化学の知識
修得知識 ・湿式・乾式の洗浄メカニズム、工程の組み立て方法、注意点がわかる
・洗浄の簡易評価ができる
・洗浄不良への対応方法がわかる
プログラム

1.洗浄の基礎
  (1).汚れの種類
  (2).洗浄方法選定のポイント

2.湿式洗浄の除去メカニズム
  (1).5つの基本工程と3つの除去メカニズム
  (2).水系洗浄
    a.洗浄剤について
      ・DLVO理論応用による汚れ剥離と再付着防止
      ・界面活性剤と酸、アルカリの働き
      ・電位-pH図応用による表面エッチング
    b.排出(リンス)
      ・PIV応用による排出効率向上
    c.乾燥
  (3).準水系、非水系洗浄
    a.洗浄剤について
      ・ハンセン溶解度パラメーター応用による溶剤選定
    b.排出(リンス)
    c. 乾燥
  (4).装置、治具
    a.超音波とメガソニック洗浄のメカニズム
    b.その他の機械力印加洗浄
    c.治具

3.乾式洗浄の除去メカニズム
  (1).プラズマ
  (2).UV、オゾン
  (3).レーザー
  (4).アイス、ドライアイス、エアロゾル

4.(乾式+湿式)洗浄の除去メカニズム
  (1).アッシング → 熱硫酸
  (2).UV → オゾン水
  (3).オゾンガス → 水洗浄

5.洗浄不良と対策
  (1).洗浄液選定起因の不良
  (2).洗浄液管理起因の不良
  (3).同一洗浄液での異材質混合流動起因の不良
  (4).純水起因の不良
  (5).不良発生時の陥りがちな行動

6.現場でできる簡易の品質評価方法
  ・洗浄の品質評価方法を解説

7.高品質洗浄への取り組み
  (1).湿式洗浄
    ・5つの基本工程の評価と改善
    ・機能水洗浄
    ・超音波洗浄の改善
  (2).乾式洗浄
  (3).洗浄工程の管理

キーワード 湿式洗浄 乾式洗浄 洗浄液 洗浄装置 洗浄不良 ドライ洗浄 洗浄管理 洗浄メカニズム 機能水洗浄 超音波洗浄 洗浄方法選定  プラズマ UV オゾン
タグ 化学工学洗浄プリント基板光学電子部品LSI・半導体
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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