幾何公差の基礎と設計品質向上および手戻り抑制 <オンラインセミナー>

~ 幾何公差方式、世界で通用する図面、データム、形状公差、位置公差、振れ公差 ~

データム、形状・位置・振れ公差を修得し、海外で通用する「設計意図を明確に伝える」幾何公差の指示法を実践するための講座

図面の様々な意図を誤解なく伝えるための幾何公差の指示方法を修得し、グローバルスタンダードな図面作成に活かそう!

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講師の言葉

ものづくりは多種多様化の一途をたどっています。その流れもあってか、量産ラインにおいては生産拠点や生産体制がどんどん変わったり、部品加工の現場においては、次々に新しい企業からの依頼が発生しています。そこで重要性がより一層増していることの一つに、「設計意図を明確に伝える図面ができるかどうか」があると思います。もちろん新製品の開発にとっても、これは重要な要素です。幾何公差は、設計者の意図を明確に伝えるための欠かせない道具の一つであり、世界各国で積極的に利用されています。ですが、この幾何公差の利用に関しては、日本は残念ながら世界に出遅れているのが現状です。

設計者がその部品に求めている機能とは何なのか、加工時に精度を求める場所はどこか、測定者がその部品をどう測れば品質保証できるのか…図面に込められている様々な意図を誤解なく伝えられるようになる…その最初の一歩になればと思っております。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年12月24日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・図面に関わる部門に就いておられる方
・設計だけでなく、品質保証、測定、製造の部門の方々
予備知識 ・寸法公差、幾何公差という言葉を知っていること
・図面の読み方(寸法・公差等、部品の形を決めている指示がある程度読めればよいと思います)
修得知識 ・データムの指示の仕方
・それぞれの幾何公差の意味、指示の仕方
プログラム

1.幾何公差適用の目的

  (1).幾何公差方式適用の実態 

    近年、工業試験場などの公的測定機関への問い合わせが急増している

  (2).世界で通用している図面の現状

    ISOやASME等の図面と日本の図面と比較してみると…?

  (3).幾何公差方式に対する誤解

    設計者だけが知っていれば良いのか…?そうではない!

  (4).誤った解釈・あいまいさの排除

    設計者の意図通りの解釈をするには寸法公差だけでは足りない。

  (5).経済的効果・品質向上

    幾何公差を入れることで、加工を効率的に行うことも可能になる。

  (6).グローバルスタンダードへの対応

    海外では、幾何公差が入っていなければ図面として認められない。

    つまり、海外と図面のやり取りをするなら幾何公差は必須!

 

2.データムと6つの形状公差

  (1).データム

    加工・測定・組立…そのすべてを行う際の基準を定義する記号。

    この基準の指示の仕方、描き方について講義します。

  (2).形状公差

    平面度、真直度、真円度、円筒度、線の輪郭度、面の輪郭度の6種類があります。

    単独で使える幾何公差の意味、使い方、測定方法について講義します。

 

3.5つの位置公差と2つの振れ公差

  (1).位置公差

    位置度、同軸度、同心度、対称度、線の輪郭度、面の輪郭度の6種類があります。

    データム基準を必要とする幾何公差の意味、使い方、測定方法について講義します。

  (2).振れ公差

    円周振れ、全振れについて、意味、使い方、測定方法について講義します。

 

4.総合演習

  演習問題を通して、講義で学んだことを実際に使ってみましょう。

キーワード 幾何公差 ISO ASME 品質向上 データム 形状公差 位置公差 振れ公差
タグ 機械機械要素設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):52,800円(税込)
同時複数申込の場合(1名):47,300円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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