クリーンルームの基礎と清浄化技術および最適な管理手法とそのポイント ~ 個別相談歓迎 ~  <オンラインセミナー>

~ クリーンルームの方式と特徴、清浄化の重点箇所と留意点、ゴミ・異物の見える化機器の活用法、身近な発塵源と発塵対策、クリーン化における静電気対策、製造ライン局所クリーン化導入のポイント ~

・現場に戻り即、役立つ実践的で効果的なクルーンルーム管理手法を修得し、異物不良を未然防止するための講座

・クリーンルームエリアの「加工点」「保管場所」「搬送系」を対象に効率的で効果的な管理手法のポイントを修得する特別セミナー!

※現在抱える、課題・疑問 等あれば事前若しくは、当日ご紹介いただければ、講義の中で事例研究として展開させていただきます

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

 

講師の言葉

 「クリーンルームは管理無ければ只の箱」と言われます。その管理の基本『クリーン化の四原則』を明確にし、対象となるエリア「加工点」「保管場所」「搬送系」の3点を対象に、清掃を含めて、いかに効率的にかつ効果的な管理を行うのかを、いくつかあるクリーンルームの形態毎に、不良につながる可能性状態を動画や写真でご紹介し、効果的な管理につながる手法を明らかにして行きます。

 クリーンルーム環境で製造をしていても、異物不良が発生してしまう。

 クリーン度の数値は規格内にあり問題無いのに、異物不良が多発してしまう。

 こうした声を多く聞く様になりました。これは、自工程で不良につながる粒子径や異物の様態を確実に掴んでいないことがあります。

 また、パーティクルカウンターに頼った微粒子管理を優先していることが、要因として考えられます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年11月20日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー化学・環境・異物対策品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・クリーンルーム環境での、製造業務に携わり2~3年の若手エンジニアや初学者の方
・クリーンルーム環境での、製造に携わり、現場キーマンをめざす方、中堅、新人 等
・これから異物対策に携わる管理・監督者の方
・ゴミ・異物不良でお困りの方 等
(計画、生産現場、運転管理、メンテナンス業務、品質管理部門などに関わる方々)
予備知識 ・特に必要としません、基礎からわかりやすく解説します
・初学者・新人の皆さんにも理解できるように、資料にも工夫しております
・実際の写真や動画を随所に挿入し、分かり易く解説行います

修得知識 ・クリーンルーム環境の管理手法と実務(清掃のあり方と方法)
・ゴミ・異物の見える化手法と粗大粒子の捉え方と数値管理法
・防塵衣のあり方と管理、防塵衣の選定方法
・局所クリーン環境の構築方法と評価方法:気流管理の重要性
・ゴミ・異物対策を進める上での、静電気対策
・その他 クリーン化技術全般に渡る知識について
プログラム

1.クリーン化の基礎知識

 (1).なぜ、クリーン化が求められるのでしょうか。

 (2).クリーンルームの導入効果とは

 (3).加速するクリーン化の要求/ものづくり環境はどうあるべきなのか。

    ・良い清浄環境とは?良い製造環境とは?

   a.クリーン化技術関連マップの解

   b.クリーンルームの目的とは

   c.クリーンルームの活用事例

   d.クリーンルームの分類

   e.クリーンルームのはじまり~歴史

   f.クリーンルームの定義

   g.クリーンルーム環境の留意点

   h.クリーンルームの方式と特徴

   i. 2つの清浄化メカニズム

   j.4HEPA/ULPAフィルターとは

   k.エアーフィルターの捕集原理と捕集効率

   l.なぜ、クリーン化四原則なのか

   m.クリーン度の表し方/クラス比較

   n.クリーンルームの日常管理  

 

2.クリーンルームの清掃と見える化機器の活用管理

 (1).クリーンルームにおける清掃は技術として捉えよう

 (2).この差ってなんですか?:掃除と清掃の違いって分かりますか。

 (3).クリーンルームの清掃の目的と意義

 (4).「3つ」の管理POINTと標準化:いつ?誰が?どうやって?

 (5).生産環境における清浄化対象箇所

 (6).清掃はいつやるのが良いのか。:始業時?終業時?昼休み前後?

 (7).クリーン化の四原則における清掃の位置付け:除去/排除する

 (8).クリーンルームの占有状態と言う捉え

 (9).清浄化の重点箇所と留意点:加工点/保管場所/搬送系

(10).「見える化機器」の活用法

(11).なぜ、見える化が必要なのか

(12).気流の可視化も重要。:浮遊異物は気流によって運ばれる。

(13).クリーンルームの清掃方法

    ・清掃作業員の適正化も大切

   a.清掃方法の分類と方法:その1 日常/定期/特別と言う捉え

   b.清掃の手順はどうするのか。

   c.清掃資材の汚れ状態も確認しよう

     ・清掃用具類のあり方

   d.清掃方法の効果と比較

   e.静電気による粒子付着に対する清掃POINT

   f.粘着マットの剥がし方にも注意を!

 

3.防塵衣の管理と身近な発塵源と発塵対策

 (1).なぜ、防塵衣を着るのでしょうか。

 (2).防塵衣の適正化に取組む各メーカー

 (3).人間の動作と発塵量

 (4).リーンルーム内のゴミ・異物の割合は?

 (5).皮膚からの発塵の抑制の考え方

 (6).防塵衣に求められる性能

 (7).織り込み導電繊維の効果って知っていますか。

 (8).防塵衣の性能を発揮するには?

 (9).防塵衣着用時の発塵機構を知ろう。

(10).動作発塵評価 3事例ご紹介

(11).ポンピング発塵データご紹介

(12).評価環境と機器類とは

(13).防塵衣クリーニングのあり方:専用クリーニング

(14).身近な発塵源と発塵対策:粗大粒子の捉え

   a.身近な発塵源の状況可視化:動画でご紹介

   b.クリーンルーム内で使用する資材の評価と評価方法/データ

   c.粗大粒子と言う捉え

   d.クリーンルームの中には、5μm以上の異物はないのでしょうか

   e.自工程で不良につながる異物粒径を知ろう

   f.粗大粒子による影響が大きい

   g.粗大粒子が原因となった不良事例 3点

   h.JISによる粒子の分類と定義

   i.微粒子と粗大粒子の挙動/振る舞いの違い

   j.気中パーティクルカウンターの特性

   k.パーティクルカウンターの吸引量による違いを知ろう

   l.ゴミ・異物の大きさと挙動の認識(鉄1kgと綿1kgどっちが重い?)

   m.粗大粒子対策は換気回数を上げても、減少しない。

   n.粗大粒子は見える化出来る!

   o.粗大粒子の見える化から数値化/数値管理法V

   p.ISO-14644シリーズ ISO-14644-9表面清浄度規格:SCP規格

   q.ISO準拠 粗大粒子測定器:落下塵カウンターの概要

 

5.局所クリーン化における気流管理のあり方

 (1).局所クリーン化の基礎知識

    ・今なぜ?局所クリーン化なのか?

   a.局所クリーンシステムの効果と課題

   b.局所クリーン化技術展開の目的と歴史的背景

   c.局所クリーン化とは

   d.定義の確認

   e.局所クリーン環境の形態 

    ・大空間、狭空間

   f.クリーンルーム方式と局所化技術の流れ

   g.局所空間の効果

    ・某工場試算事例

 (2).製造ライン局所クリーン化導入と評価事例

   a.セル組立ラインの局所クリーン化形成事例

   b.局所クリーン組立環境構築評価

   c.局所クリーン環境の評価事例

    ・加工点への気流の確保

   d.FFU取付け時の構築ろ評価

     ・アイリットの活用

   e.FFU取付け時の隙間における誘引現象に注意する

   f.FFU取付け時の清浄空気の確保

   g.スポットクリーンユニット活用による局所クリーン環境の構築

   h.局所クリーン環境における差圧のあり方

    ・給排気バランスに注意する

   i.局所クリーン環境構築時の失敗事例

   j.FFU取付け状態評価事例

   k.局所クリーン環境:基本仕様最適化(案)提案

   l.局所クリーン化導入に伴う留意点 四原則管理の重要性

   m.局所クリーン化の対象空間とは?

    ・加工点/保管場所/搬送系

   n.クリーン化の四原則おさらい/これが決めて!

   o.ものづくりの生産環境はどうあるべきなのか?

   p.局所化検討寺の課題と対

    ・クリーンルームレス、堆積ゴミ

   q.イオナイザーの取付け評価

   r.簡単なゴミ・異物の確認評価

    ・見える化手法

   q.落下塵カウンターの活用管理

 (3).他社における局所クリーン化取組み事例

   ・10例紹介

 

 6.クリーン化における静電気対策  

   ・クリーン化において、なぜ静電気に注力するのか

 (1).静電気の基礎

   a.静電気の基礎知識

   b.静電気の影響

   c.静電気の測定

   d.静電気対策

 (2).静電気対策法

   a.静電気対策の基本

   b.アースと対策事例

   c.加湿による対策法

   d.界面活性剤による対策法

 (3).イオナイザーによる対策法

   a.イオナイザーの種類と活用法

   b.除電メカニズム

   b.イオナイザーの現場活用

    ・良い事例/悪い事例

 

キーワード クリーンルーム クリーン化 発塵源 防塵衣 落下塵カウンター 局所クリーン化 気流管理静電気対策 イオナイザー
タグ クリーンルーム環境空調
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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