自動車の振動騒音と予測および低減対策技術 <オンラインセミナー>

~ 多孔体や極細繊維の吸遮音、制振材が積層された自動車パネルの有限要素解析と振動対策 ~

・自動車の車内静粛性の予測技術、低減技術など全般的な振動騒音現象を、予測・対策するための講座!

・自動車の主な振動・騒音、車内静粛性、振動騒音現象、予測・対策手法に対応するための特別セミナー!

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講師の言葉

 自動車のEV/HEV化によりエンジン騒音が少なくなり、車内静粛性に対する要望は高まっている。特に、ガソリン車に比べ、ロードノイズ(振動伝達音)・パターンノイズ(空気伝搬音)や風切り音等の高周波車内騒音は目立ってしまい、低減が必要不可欠である。また、国連の走行騒音規制の導入に伴い、国内販売車の車外騒音の低減が急務である。パターンノイズの低減が必須であるが、タイヤまわりの吸音対策も重要である。上記を踏まえ、自動車の高周波(200~5000Hz)の騒音現象を説明し、CAEを用いた最新の予測技術と対策手段・解析結果について解説する。また、自動車用吸音材に用いられるようになってきた極細繊維の予測技術についても説明する。

本講座は、日程が11月30日(月)に変更になりました。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年11月26日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・自動車メーカー、自動車部品メーカーで自動車の振動騒音開発に携わっている(今後関係する)技術者の方
・繊維メーカー、ウレタンフォーム、フィルムなどを開発・製造しているメーカーで、今後自動車関係部品を取り扱う技術者の方
予備知識 ・大学(高専)理系卒業程度の数学・物理に関する知識
修得知識 ・自動車の全般的な振動騒音現象と、予測・対策手法
・音や振動に関する基礎知識
・フェルトやウレタンフォームなど多孔体の音響性能に関する知識
プログラム

1.自動車の振動騒音現象について

  (1).自動車の主な振動現象

  (2).自動車の主な騒音現象

  (3).国連の走行騒音規制

 

2.SEAを用いた風切り音を含む車内音予測手法と軽量化検討

  (1).SEA(統計的エネルギー手法)とは

  (2).要因分析結果・寄与度解析結果と風音の影響

  (3).自動車防遮音材の軽量化検討結果

 

3.積層防音材の吸音・遮音解析

  (1).吸音とは、遮音とは

  (2).解析手法(伝達マトリックス法)

  (3).解析ツールの紹介と様々な積層防音材の計算結果

  (4).最適積層構造の検討

  (5).極細繊維材の吸音率予測手法

 

4.制振材が積層された自動車パネルの有限要素解析と振動対策への応用

  (1).ロードノイズについて

  (2).制振材の効果

  (3).制振材の最適配置手法(自動車の軽量化) 

 

5.防音材が積層された自動車パネルや車室空間の吸音材の有限要素解析と防音対策への応用

  (1).フロアパネルまわりの防音構造と解析手法(多孔体内部空気の数式化)

  (2).車室空間の吸音材の最適配置検討

  (3).多孔板や繰り返し構造の減音・吸音について

キーワード 振動騒音 SEA 統計的エネルギー手法 防遮音材 積層防音材 吸音 遮音 伝達マトリックス法 制振材 有限要素解析 ロードノイズ 最適配置手法
タグ 自動車・輸送機振動・騒音
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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