全固体リチウム電池の基礎と高出力化および最新技術 <オンラインセミナー>
~ 固体リチウム電池の特徴、清浄界面を形成する薄膜型全固体Li電池作製技術、高出力化のための固体電解質/電極界面抵抗と最新技術、超低抵抗界面抵抗を示す電池特性 ~
・次世代の蓄電デバイスとして期待される全固体Li電池の最新技術を先取りし、高出力な全固体電池の製品開発に活かすための講座!
・高速に充放電が可能な全固体Li電池の「超低抵抗界面を達成した薄膜・界面作製技術」や最新技術を次世代の蓄電デバイス技術開発に応用するための特別セミナー!
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講師の言葉
全固体Li電池は次世代の蓄電デバイスとして期待され活発に研究が行われています。近年では市販のリチウムイオン2次電池で利用されている液系電解質を凌ぐ非常に高いイオン伝導度を示す固体電解質材料が開発され、高速に充放電できる全固体電池の実現が期待されます。しかし、そのような高イオン伝導度を示す固体電解質を利用するだけでは電池の高出力化は達成できません。さらなる電池高性能化には固体電解質/電極界面に着目し、その界面抵抗を低減することが鍵となります。
本講義においては、固体電解質/電極界面における界面抵抗の起源を明らかにするべく、不純物の影響を除外して「清浄な界面」を形成した薄膜型全固体Li電池を利用した研究をご紹介します。これにより、全固体Li電池においても極めて低抵抗な界面を形成できることが明らかとなってきました。これら超低抵抗界面を達成した薄膜・界面作製技術や最新の研究例を紹介します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2020年10月06日(火) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・電池分野に携わる研究、開発者の方
・全固体電池の製品導入を検討される研究開発、材料技術開発に携わる方
・全固体電池、薄膜電池および電気化学、電池研究に興味のある方
・真空薄膜合成技術に興味のある方、研究開発者の方 |
予備知識 |
・電気化学や電池に関する知識があると理解が進みやすい |
修得知識 |
・全固体Li電池に関する基礎的な知見が修得できる
・全固体Li電池開発に取り組む最新の研究、技術動向が理解できる
・薄膜合成技術や評価手法等に関しても一般的な知識のみならず、より専門性の高い知識が修得できる |
プログラム |
1.全固体電池の概要
(1).全固体リチウム電池の特徴
(2).全固体リチウムの課題:界面抵抗
2.高出力化の鍵をにぎる固体電解質/電極界面に着目した研究
(1).界面研究の事例
(2).電池の薄膜化
(3).薄膜電極を利用した界面研究
3.清浄界面を形成する薄膜型全固体Li電池作製技術
(1).全真空プロセスによる薄膜電池素子作製
(2).エピタキシャル薄膜作製技術
a.パルスレーザー堆積法
b.層状岩塩型構造エピタキシャル薄膜の作製例:LiCoO2正極等
c.スピネル型構造エピタキシャル薄膜の作成例:LiNi0.5Mn1.5O4
4.高出力化のための固体電解質/電極界面抵抗の定量評価と最新技術
(1).LiCoO2正極薄膜を利用した界面研究
a.固体電解質薄膜作製条件が及ぼす界面抵抗への影響
b.界面における構造の乱れと界面抵抗の関係
(2).LiNi0.5Mn1.5O4正極薄膜を利用した界面研究
a.固体電解質/LiNi0.5Mn1.5O4界面の構造変化
b.界面抵抗の結晶方位依存性
c.超低抵抗界面抵抗を示す電池特性
(3).Li(Ni,Mn,Co)O2固溶体正極薄膜を利用した界面研究
a.界面抵抗の結晶方位依存性
b.電極材料の大気曝露と界面抵抗の関係
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キーワード |
リチウムイオン電池 全固体リチウム電池 硫化物固体電解質 ナノイオニクス 界面設計 酸化物固体電解質 薄膜電極 真空薄膜合成技術 スパッタ法 パルスレーザー堆積法 抵抗加熱蒸着法 界面エンジニアリング Li 全固体Li電池 エピタキシャル薄膜 |
タグ |
リチウムイオン電池、電気化学、電池 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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