絶縁破壊劣化メカニズムの基礎と絶縁トラブル対策への活かし方と注意点 ~個別相談付~ 【弊社研修室】

~ 誘電・絶縁現象の基礎と絶縁破壊機構、絶縁材料の劣化メカニズムと破壊の進み方、絶縁対策・劣化抑制手法と実践時のポイント、正しい測定技術とデータ解釈の勘所 ~

・誘電・絶縁のメカニズムから劣化抑制技術とそのノウハウまでを修得し、製品における絶縁トラブル対策に活かすための講座

・絶縁破壊・劣化機構の基礎と部分放電・電気トリーの劣化評価および試験計測時の注意点を修得し、測定データを正しく判断し絶縁劣化対応に活かすためのセミナー!

※個別(技術)相談はお一人様10分まで、先着3名の事前予約制とします(当日は17:30まで)。
 希望者多数の場合もWebもしくは対面にて後日必ず対応いたします

講師の言葉

 電気システムにおいて絶縁物を扱う機会は頻繁にありますが、絶縁物は支持物としても用いられ、機械的強度を確保すると、普通電気的には十分な余裕をもたせることができます。しかし電界の集中や絶縁物の劣化などにより、思わぬところで絶縁破壊が生じることもあるため、システムの信頼性の要となる絶縁系の電気特性の劣化や電気的破壊現象についての知識が必要とされます。

 本講座では、大学の高電圧工学の一環として行われている絶縁の基礎を中心とした誘電・絶縁現象の基礎理論、計測法、現状における問題点等、電気絶縁材料の劣化に関する解説を行います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2026年07月27日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備化学・環境・異物対策
受講対象者 ・絶縁破壊や劣化のメカニズムやその対策・抑制方法を学びたい方
・製品に付帯する絶縁材料の劣化に悩まされている担当者の方
・初級から中級までの電気技術者の方
予備知識 ・電気工学の基礎知識
・絶縁材料の取り扱い経験があると理解が深まる
修得知識 ・誘電材料、絶縁材料の電気現象の基本的な考え方
・絶縁破壊や劣化が起こる要因とその抑制・対策のポイント
・絶縁材料の各種試験法と計測時のポイントや測定データの解釈方法
プログラム

※(!)マークは特にポイントとなる点です

 

1.絶縁物はなぜ壊れるか(絶縁破壊の基礎)

  (1).誘電・絶縁現象の基礎

  (2).気体の絶縁破壊機構

    a.電子雪崩

    b.タウンゼント放電

    c.パッシェンの法則

  (3).固体の絶縁破壊機構

    a.真性破壊

    b.電子熱破壊

    c.電子なだれ破壊・ツェナー破壊

    d.自由体積熱破壊

    e.熱破壊(!)

    f.電気機械破壊

    g.空間電荷、部分放電、電気トリーの影響(!)【例題】

  (4).複合絶縁系における絶縁破壊機構

 

2.絶縁材料の基本的な劣化メカニズムと破壊過程

  (1).熱劣化

    a.熱分解反応

    b.熱酸化分解反応

  (2).部分放電劣化(!)

    a.沿面放電

    b.空隙放電

    c.ボイド放電

  (3).電気トリー(!) ~電界が集中したところで発生する局所的な劣化

  (4).水トリー ~絶縁体が浸水条件にあるときに発生する劣化

  (5).トラッキング劣化・アーク劣化 ~屋外にある固体有機絶縁物に生じやすい劣化

  (6).複合ストレス劣化 ~上記の2種以上のストレスで性能低下

    ・(例)ケーブルや電線など

 

3.絶縁破壊の対策や劣化抑制手法と実践する際の注意点

  (1).絶縁破壊対策と抑制手法

    a.複合絶縁体を使用する際のポイント

    b.無機フィラーの形状やナノフィラーの分散条件

  (2).劣化(寿命)を定量的に評価する手法【例題】

  (3).劣化抑制法

    a.部分放電対策【例題】

    b.ナノコンポジット材料

 

4.絶縁材料の正しい測定技術とデータの取り扱い(解釈)のポイント

  (1).各種測定・計測技術と実施時の注意点

    a.絶縁破壊試験

      ・周辺効果(影響)を排除するため試料形状に工夫が必要

    b.伝導電流測定

      ・電極面積の確保が重要、表面電流を測定しないようガード電極が必要

      ・オペアンプによる電流増幅が必要

    c.部分放電計測【例題】

      ・評価したい箇所を正しく計測しているか常に確かめる

    d.空間電荷(PEA法)測定(パルス静電応力法)

      ・ネットチャージ、半導電電極の影響に注意

      ・参照波形の取り方、導電率との関係

  (2).ノイズ対策

    a.誘電・絶縁計測の理想的な電流値と不純物イオンの影響

    b.絶縁破壊試験の測定系におけるノイズカットトランスの役割

  (3).各測定データ解釈の良くある間違いや見落としがちな注意点

    a.電源からの電界(外部電界)単独の問題ではない

    b.試料誤差と計測誤差、電極系の適切な選定

    c.高電圧を扱う場合は周辺機器の劣化も疑う

 

【巻末補足】用語集

 

キーワード 絶縁材料 誘電材料 絶縁破壊 絶縁劣化 部分放電 劣化メカニズム 熱劣化 劣化抑制 ナノコンポジット材料 破壊試験 ノイズ対策 高電圧工学 高圧電力 トリーイング
タグ 高分子絶縁電気化学
受講料 一般 (1名):51,700円(税込)
同時複数申込の場合(1名):46,200円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
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