圧力設備における疲労・クリープ・減肉対策と余寿命予測

~ 圧力設備の強度設計と破損モード、圧力設備の維持規格と保全体系、疲労損傷・クリープ・減肉損傷評価と余寿命予測 ~

・設計や保全において実用上特に重要な疲労・クリープ・減肉損傷に関する供用適性評価と余寿命予測を学び、実際の問題に応用するための講座
・劣化損傷トラブルの物理的発生メカニズムと疲労強度設計について学び、事故やトラブルの未然防止に活かそう!

講師の言葉

 本講座は、プラント圧力設備の設計や保全において実用上特に重要な疲労・クリープ・減肉損傷に関する健全性評価の基礎と供用適性評価、余寿命予測の実際を学ぶ講座です。
 実機で発生する劣化損傷トラブルでは、その物理的な発生メカニズムと、対応する強度設計の考え方やその技術的背景を知った上で、現実の問題に応用することが問題解決への第一歩となります。更に、時間の経過と共に損傷が進行する疲労・クリープ・腐食減肉では、これに加えて、現時点での健全性の確認と余寿命の予測が非常に重要となります。このような検討を踏まえて、将来どの時点で補修や更新が必要になるかなどを考慮して運転計画に反映していくと共に、継続的にモニタリングすることが必要となります。
 本講座は、これら一連の設備保全のベースとなる、疲労・クリープ・減肉損傷に対する供用適性評価の基礎知識を幅広く学ぶと共に、各損傷評価の例題を紹介を交えながら、実際の問題に応用するための基本的な考え方を身に付けられる構成としています。

セミナー詳細

開催日時
  • 2020年01月29日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・圧力設備に関わる設計・製作・運転・保守などに携わる技術者の方
予備知識 ・設備関連の初歩的知識
・材料力学・金属材料の初歩的知識
修得知識 ・疲労・クリープ・減肉損傷の発生機構
・構造強度設計・健全性評価の概要
・供用適性評価・寿命評価の概要と手法、関連規格・基準
プログラム

1.圧力設備の強度設計と破損モード
  (1).圧力設備の設計規格
  (2).考慮すべき破損モード

2.供用適性評価
  (1).圧力設備の維持規格と保全体系
  (2).供用適性評価の概要
  (3).国内外の動向

3.疲労評価の基礎と実際
  (1).繰返し荷重下の材料挙動と特徴
  (2).疲労設計
  (3).疲労損傷評価と余寿命予測

4.クリープ評価の基礎と実際
  (1).高温下の材料挙動と特徴
  (2).クリープ強度と高温設計
  (3).高温下の疲労
  (4).クリープ損傷評価と余寿命予測

5.減肉評価の基礎と実際
  (1).腐食その他の減肉要因と特徴
  (2).減肉評価と余寿命予測
  (3).減肉評価の技術的背景
  (4).減肉の検査と予防

6.質疑応答

キーワード 圧力設備 強度設計 破損モード 供用適性評価 疲労設計 余寿命予測 クリープ評価 高温設計 減肉評価 
タグ 金属金属材料プラント疲労構造物材料力学・有限要素法設備配管
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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