信号処理・デジタルフィルタ設計技術の基礎とノイズ除去への応用 ~デモ付~

~ デジタル信号処理の基礎、振幅と位相特性、LMS、FIRフィルタとIIRフィルタの設計手法、画像ノイズ除去の応用例 ~

・信号処理のノイズ除去で最もよく使われるデジタルフィルタの手法を中心に、基礎から応用まで修得する講座!

・デジタルフィルタの種類、設計法、使い方を学び、デジタル信号の効果的なノイズ除去に活かそう!

講師の言葉

 信号処理は、電気電子、情報通信、計測、画像、ビッグデータ等様々な分野で用いられており、産業応用において重要な技術のひとつである。本講演では、デジタル信号処理の基礎からデジタルフィルタの設計、応用例をわかりやすく説明します。

 まず大学で学ぶ、デジタル信号処理の基礎を復習しながら、デジタル信号処理システムの必要な知識を解説します。次に、デジタルフィルタについて、その種類、設計法や使い方などを解説します。また、画像処理の応用例を、MATLABデモを通じて紹介します。

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セミナー詳細

開催日時
  • 2020年03月05日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・デジタル信号処理、特にデジタルフィルタ設計について基礎から学びたい技術者の方
・電気電子、画像、通信、音声、生体計測、計測制御、IoT関連の技術者の方
 (応用例は画像の内容です)
予備知識 ・三角関数、フーリエ変換の基礎知識(一度は学んだことがある、程度で十分です。忘れている方は復習しておくことをお勧めします)
修得知識 ・畳み込み演算
・周波数特性の計算
・デジタルフィルタの設計
・ノイズ除去
プログラム

1.デジタル信号処理の基礎

  (1).離散時間信号と代表的な信号

  (2).離散時間システムとその性質

  (3).線形時不変(LTI)システム

  (4).LTIシステムのインパルス応答

  (5).畳み込み演算と基本性質

  (6).システムの差分方程式

  (7).FIRシステムとIIRシステム

  (8).システムの周波数特性(振幅と位相特性)

 

2.デジタルフィルタと設計法

  (1).フィルタの分類

    a.インパルス応答による分類

    b.振幅特性による分類

    c.位相特性による分類

  (2).フィルタの設計基準

    a.最大平坦特性(MaxFlat)

    b.最大誤差最小化(MinMax)

    c.最小2乗誤差(LMS)

  (3).FIRフィルタの設計(MATLABデモ)

    a.線形位相フィルタ

    b.振幅特性の設計

     ・窓関数法

          ・バターワースフィルタ(最大平坦)

          ・チェビシェフフィルタ(ミニマックス)

          ・最小二乗法

  (4).IIRフィルタの設計(MATLABデモ)

    a.アナログフィルタを利用した方法

    b.直接的な設計法

 

3.応用例:画像処理を例に紹介(MATLABデモ)

  (1).平滑フィルタによる応用例

  (2).画像ノイズ除去の応用例

  (3).圧縮動画像フリッカー除去の応用例

キーワード 畳み込み演算 LTIシステム インパルス応答 FIRフィルタ IIRフィルタ 窓関数法 最小二乗法 画像ノイズ除去
タグ 信号処理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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