車載ソフト開発におけるAutomotive SPICEのキーコンセプトと活用の勘所

~ Automotive SPICEのキーコンセプト、主要プロセスと実装のポイント、Automotive SPICE3.1への改定 ~

・Automotive SPICEを活用し車載ソフトウェアの品質と安全性を向上させる方法を修得する講座
・Automotive SPICE3.1活用の勘所を習得し、効果的な開発プロセスの改善に応用しよう!

講師の言葉

 自動車の電動化推進に伴い、今では当たり前のように車載ソフトウェアが使われております。その中でも機能性は勿論の事、高い品質や安全性を保証が出来なければ市場に出すことは適いません。最近では、機能安全規格  ISO 26262の適用のための土台として、Automotive SPICEの対応が求められるケースが増えてきました。
本研修では、Automotive SPICE 3.1を活用して開発プロセスの改善を推進するための勘所を詳しくご説明いたします。各プロセスは、ビジュアルに図解したスライドを使用し、実装のポイントを詳細に解説します。また、ソフトウェア開発以外のドメインにも広く活用するためのプラグインコンセプ卜の導入や、トレーサビリティと一貫性の分離などのAutomotiveSPICE3.0時の改定内容についても解説します。そのため、規格の基礎知識を効率的に習得後、社内での改善活動に役立てることができます。

本セミナーは会場が変更になりました。
弊社研修室 → NATULUCK 茅場町4階 大会議室

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年11月13日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 NATULUCK茅場町新館 4F 大会議室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・車載システムを担当されている開発者、リーダー、管理職の方
・品質保証活動、プロセス改善を担当される方
・Automotive SPICEの活用について検討している方
予備知識 ・自動車業界の業務に携わっていること
修得知識 ・Automotive SPICEに取り組むための基本的な概念
・サプライヤーを管理するために必要な知識
・Automotive SPICEをうまく活用するためのポイント
プログラム

1.Automotive SPICEの概要とキーコンセプト
  (1).Automotive SPICEの概要と構造
    a.Automotive SPICEとは
    b.Automotive SPICEにおけるプロセスの構造
    c.能力レベルの説明
  (2).Automotive SPICE 3.0以降のキーコンセプト
    a.プラグインコンセプトの導入
    b.設計系プロセスとテスト系プロセスの1対1対応
    c.用語の変更
    d.トレーサビリティと一貫性の概念の分離
    e.合意、要約、伝達の概念の明確化
    f.評価、検証基準、遵守の保証の概念の明確化
    g.戦略と計画の関係性

2.Automotive SPICEの主要プロセスの解説
以下の5プロセスを対象に、能力レベル1と能力レベル2を達成する上で必要な取り組みを詳しく解説いたします。
  (1).MAN.3 プロジェクト管理プロセス
  (2).SUP.1 品質保証プロセス
  (3).SUP.8 構成管理プロセス
  (4).SWE.1 ソフトウェア要件分析プロセス
  (5).SWE.6 ソフトウェア適格性確認テストプロセス

3.Automotive SPICEを上手く活用するポイント
  (1).改善活動の基本的な考え方
      a.改善活動のマネジメントのためのPDCAサイクル
      b.段階的な目標設定の考え方
  (2).車載システム開発における改善活動のアプローチ
      a.改善活動の失敗事例とその要因
      b.改善活動に対する期待事項
      c.Biz3が推奨する改善アプローチ

キーワード Automotive SPICE 信頼性 品質 ソフトウェア 車載 適格性 要件分析 仕様 
タグ 安全規格・標準自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
NATULUCK茅場町新館 4F 大会議室
東京都中央区日本橋兜町12-7 兜町第3ビル
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