サウンド・デザインの基礎と製品開発への応用

~ 聴覚の基本特性とモデル、音質の物理評価技術と心理評価技術、製品音のデザインと評価と解析法、動作音の改善 ~

・音質を物理的、心理的に評価し、製品開発へ応用するための講座

・サウンド・デザインの基礎から、製品開発への応用事例まで修得し、製品の高付加価値化へ応用しよう!

講師の言葉

 製品音の設計においては、かつての“うるさい音を静かにする”という目的から、現在では製品の高付加価値化を目的として積極的に“デザインする”という発想に変わってきています。そのためには、動作音のレベルを騒音計で測定するといった従来の方法だけでなく、音質を客観的に評価したり、心理測定法によって定量化したりする技術が必要となります。
 本講座では、サウンド・デザインの基礎にある聴覚モデルから、製品開発への応用事例までを幅広く概説します。サウンド・デザインを初めて手がけてみようと考えている方をはじめ、音質評価技術一般に関心のある方々に受講をお勧めいたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年09月06日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・音質評価指標(ラフネス、シャープネス等)の基礎を学びたい方
・サウンド・デザインのための評価実験を初めて行なってみようと考えている方
・その他、広く製品音のデザイン、動作音の改善等の業務に携わっている方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・音質評価指標の使い方とその基礎にある聴覚モデル
・音質の心理評価手法の基礎知識と実践技術
・製品音のデザイン、動作音の改善等の実例
プログラム

1.聴覚の基本特性とモデル
  (1).サウンド・デザイン論
  (2).可聴範囲
  (3).弁別能・分解能
  (4).臨界帯域(聴覚フィルタ)
  (5).両耳の効果

2.音質の物理評価技術
  (1).ラウドネス(音の大きさ)
  (2).シャープネス(鋭さ)
  (3).ラフネス(粗さ)
  (4).変動強度
  (5).協和性理論

3.音質の心理評価技術
  (1).音の心理評価と生理評価
  (2).音質の心理評価の実例
  (3).評価手法の選択方法
  (4).評価サンプルの収録方法
  (5).測定装置・評価者の選定方法
  (6).評価測定の実施手順
  (7).評価結果の解析方法

4.サウンド・デザインの一般原則
  (1).心地よい音/心地よくない音
  (2).サウンド・デザインの実践

5.サウンド・デザインの応用
  (1).製品開発への応用事例
      ・製品音のデザイン、動作音の改善例など
  (2).資料・音源、その他の参考情報

キーワード 聴覚 音質 臨界帯域 聴覚フィルタ ラウドネス シャープネス ラフネス 音質の物理評価 音質の心理評価
タグ 精密機器・情報機器信号処理音声処理生理・官能検査
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日