永久磁石同期モータ制御の基礎と高トルク化・高性能化への応用 ~1人1台PC実習付~

~ 永久磁石同期モータ制御とベクトル制御、位置センサレス制御、PSIMによるシミュレーションを用いた実装例 ~

・高トルク・高出力・小型化への要求が厳しくなっている永久磁石同期モータの効果的な制御法を学ぶ講座
・永久磁石同期モータの高トルク化、高出力化制御技術を学び、付加価値の高い製品開発に応用しよう!
※PCは弊社で用意いたします

講師の言葉

 永久磁石同期モータは高トルク化・高出力化・小形化が容易なモータとして、民生・産業・交通輸送用途など様々な分野で利用されています。昨今では、さらなる高トルク化・高出力化・小形化の要求から、インバータ過変調領域も積極的に利用されるようになり、また、低コスト化・耐環境性の観点から位置センサレス制御にてモータ駆動することも求められています。
 そこで、本セミナーでは永久磁石同期モータのベクトル制御、インバータ過変調領域を利用する制御技術、位置センサレス制御技術を基礎から解説します。さらに、シミュレーションを用いた制御法の実装例を紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年09月26日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・永久磁石同期モータ制御、インバータ過変調領域の利用、位置センサレス制御について興味のある方
・モータの高効率な制御法について学びたい方
・自動車、電気電子、航空、モータ、機械その他関連企業の方
予備知識 ・電気回路、数学の基礎知識(三角関数、微分、ベクトルなど)
・モータ制御の業務経験があればより理解が深まります
修得知識 ・永久磁石同期モータ制御の基礎を修得できる
・モータの高トルク化・高出力化技術を修得できる
・低コスト化に基づいた制御技術を修得できる
プログラム

1.モータ制御の目的と実際に求められるもの
  (1).高トルク化・高出力化への要求とその応用分野
  (2).センサレス化への要求とその応用・注目分野

2.永久磁石同期モータ制御の基礎とベクトル制御を使ったモータ駆動
  (1).永久磁石同期モータの構造とその数学モデル
  (2).ベクトル制御によるモータ駆動
    a.120°通電方式との違い
    b.座標変換
    c.非干渉化制御
    d.PI制御とそのゲイン設計
    e.最大トルク/電流制御
    f.弱め磁束制御

3.インバータ過変調領域を利用して高トルク化・高出力化に活用する
  (1).空間ベクトル表現と変調率
  (2).第3次高調波重畳方式、二相変調、中間電圧1/2加算方式
  (3).1パルス駆動

4.位置センサレス制御
  (1).誘起電圧方式(中・高速域向け).
    a.拡張誘起電圧モデルと拡張磁束モデル
    b.外乱オブザーバを用いた拡張誘起電圧推定
    c.オールパスフィルタを用いた拡張磁束推定
  (2).高周波信号重畳方式(停止・低速域向け).
    a.正弦波信号重畳法
    b.矩形波信号重畳法
  (3).位置・速度推定法

5.PSIMによるシミュレーション ~PC演習~
  (1).ベクトル制御系の具体例
  (2).インバータ過変調領域を利用する制御系の具体例
  (3).位置センサレス制御系の具体例
    a.誘起電圧方式
    b.高周波信号重畳方式

キーワード トルク ベクトル制御 IPM インバータ パワーエレクトロニクス 過変調 モータ制御 永久磁石 位置センサレス ベクトル制御
タグ モータ制御
受講料 一般 (1名):55,000円(税込)
同時複数申込の場合(1名):49,500円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日