DRBFMの基礎と品質問題未然防止への応用 ~演習付~

~ FMEA、FTA、DRBFMの基礎、信頼性設計の鉄則およびDRBFM推進での注意点 ~

・品質問題を引き起こす「問題の見落とし」を未然に防止し、製品の設計完成度を確保するための講座
・製品の「設計根拠」の「見える化」する手法や現場で有効な検証の進め方について演習を交え、もれなく検証するノウハウが修得できるセミナー

講師の言葉

 車のリコールや家電製品の重大事故が後を絶たない!なぜ、FMEAで事故が防げないのか!講師の経験上、品質問題は、「問題を見落とした」、「見たけれども詰めが甘かった」の2つしかなく、その大半は、問題の見落としによるものでした。
これを防ぐには、品質をシステム機能から考えて、最初に、「製品の機能を漏れなく定義する」、次に、「機能の設計達成手段を見える化」した上で、「機能が故障するストレスを明確にする」、「故障真因をなぜなぜ分析で導き出す」、「真因の対策を、衆知を集めて実施する」ことが、未然防止を行う上では非常に重要なポイントです。
本セミナーでは、FMEA、FTA、DRBFMの基礎知識をはじめ、「設計根拠」を「見える化」する手法や、現場で有効な検証の進め方を、グループ討議と演習を交えて、「7つの帳票」を使って、もれなく検証するノウハウを学んでいただきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年05月14日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・これからFMEAを学ぼうとする設計者
・FMEA作成に自信のない方
・品質管理を担当されている方
・品質問題未然防止法を学びたい営業職、製造現場、生産技術の方
予備知識 ・特に必要ございません

修得知識 ・品質問題未然防止法の進め方の理解と実践が修得できます。特に以下の4点です。
1.FMEAの基礎知識
2.FMEAの改善すべき点
3.問題の芽が見えるFMEAの進め方
4.トヨタ流未然防止手法DRBFMの修得
プログラム

1.はじめに ~品質問題未然防止のための開発現場における対策~
  (1). 品質問題未然防止とは
  (2). 開発段階で衆知を集め
  (3). 開発現場の課題と対策

2.FMEA/FTA/なぜなぜ分析
  (1). FMEAとは
  (2). 講師が伝授…FMEAの裏知識
  (3). FMEA事例
  (4). FTAとは
  (5). FMEA、FTAの比較
  (6). なぜなぜ分析の誤解事例
  (7). なぜなぜ分析の注意点(コツ!)

3.品質問題未然防止手法
  (1). FMEAの考え方
  (2). FMEAで品質がよくならない理由    
  (3). 衆知を集める設計
  (4). 品質問題の未然防止効果
  (5). Nakadeメソッド 商品力向上“7ケ条

4.リコール情報から学ぶ、品質の判断基準 ~顧客不在の「車載/家電製品」事例に学ぶ~
  (1). リコール情報の分析
  (2). 考えさせられるタカタ製エアバック欠陥問題
  (3). 過去最高だった前照灯スイッチ リコール
        そして再発のイグニッションスイッチ大規模リコール
  (4). ワイパーモータ被水とヒートポンプ事故の共通点
  (5). P社リコール社告 ヒートポンプ圧縮機破損
  (6). ガス封入式ステー外筒破損 ステー飛出し

5.品質の考え方と定義・分類
  (1). 品質の考え方
  (2). 品質の定義と分類
  (3). 品質における顧客要求と満足
  (4). すなわち 品質とは!

6.品質問題未然防止法の考え方 なぜ品質問題が起きるのか!
-グループ討議から見えてくる課題-
  (1). 品質問題未然防止法の考え方
  (2). 重要!品質問題発生の原因
  (3). ストレスとストレングス
  (4). 製品ばらつきを抑える改善事例

7.信頼性設計の鉄則
  (1). 高信頼性製品の定義と見落とし項目
  (2). 使用環境/車の変化による事故事例

8.DRBFMとは
  (1). DRBFMとは
  (2). DRBFMのイメージ
  (3). DRBFMの「こころ」
  (4). FMEAとDRBFMの比較
  (5). DRBFMの定義  

9.ケーススタディー「DRBFM」
  (1). システム要件表
  (2). 気づきシート
  (3). 変更点・変化点一覧表
  (4). 組立構造図
  (5). 機能着眼点一覧表
  (6). 変更点-機能/故障モード表
  (7). FTA(なぜなぜ分析)
  (8). DRBFMワークシート(Nakadeメソッド)

10. DRBFM推進での注意点

キーワード FMEA FTA なぜなぜ分析 リコール 信頼性設計 DRBFM 
タグ 品質管理未然防止FMEA・FTA・DRBFM
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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