最適制御・モデル予測制御の基礎と応用・事例

~ 最適制御の数値解法、実時間アルゴリズム、数式処理による自動コード生成 ~

・リアルタイムに変化していく環境下で最適な制御を実現するモデル予測制御を学び、システムへ活かすための講座

・近年、効率的な実時間最適化アルゴリズムが開発され、適用範囲が広がっている非線形モデル予測制御技術を修得し、製品開発へ応用しよう!

講師の言葉

 各時刻でシステムの応答を最適化して制御入力を決定するモデル予測制御は、拘束条件を容易に扱える制御手法として広く応用されています。しかし、モデル予測制御を非線形システムに適用する際には、非線形最適制御問題を実時間で解かなければならず、計算負荷が実用上の障害でした。それに対し近年、効率的な実時間最適化アルゴリズムが開発され、制御周期の短い機械システムへも非線形モデル予測制御の適用範囲が広がりつつあります。
 本講習会では、非線形最適制御問題の基礎から始めて、非線形モデル予測制御において解かなければならない問題、その実時間アルゴリズムと応用事例について解説します。実際に応用する際の手順がイメージできるよう、簡単な例題を交えて説明します。また、数式処理を用いた自動コード生成の仕組みと使い方についても解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年03月15日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械、自動車、ロボット、ドローンなどのメカトロ系や化学、電力、鉄鋼などのプロセス関連企業の技術者の方
・システムにおいて、拘束条件や非線形性を考慮した高性能な制御を実現したい技術者の方
・もしくは、時々刻々変化していく環境下での最適化を実現したい技術者の方
予備知識 ・ベクトル、行列、偏微分に関する知識
修得知識 ・最適制御やモデル予測制御の問題設定と数値解法の考え方の理解
プログラム

1.最適制御の基礎
  (1).最適制御問題とは
  (2).変分法と停留条件
  (3).数値解法
    a.勾配法
    b.ニュートン法
    c.Matlabによる例題

2.モデル予測制御
  (1).モデル予測制御とは
    a.問題設定
    b.Matlabによる例題
  (2).実時間アルゴリズム
  (3).適用例
    a.入力拘束付き2リンクアームの振り上げ
    b.離散値入力によるホバークラフトの制御

3.モデル予測制御の応用と展開
  (1).応用事例
    a.船舶
    b.自動車
    c.鉄鋼
    d.その他(電力システム、ドローンなど)
  (2).数式処理による自動コード生成
  (3).アルゴリズムの展開
    a.計算効率化
    b.微分ゲーム
    c.推定
    d.オフセット補償と適応

キーワード 最適制御 勾配法 ニュートン法 実時間アルゴリズム 微分ゲーム 推定 オフセット補償
タグ ロボット機械自動車・輸送機制御
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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