自己位置推定(SLAM)技術の基礎とROSによる実装への応用 ~動画デモ付~

~ SLAMの基礎、自己位置推定、ROSによるシステム開発、SLAMの応用、SLAM実装時の注意点・経験に基づいた問題解決対処法 ~

・SLAMの基礎と実機に導入する際の留意点やポイントについて修得する講座
・自力では修得が難しいSLAMの実装・注意点のノウハウを学び、自己位置推定技術に応用しよう!

講師の言葉

 お掃除ロボットのように、室内を移動するロボットはかなり身近になってきました。最近のお掃除ロボットは、いま自分が部屋のどこにいて、いままでどこを掃除してきたかを把握することで、効率よく掃除できるものもあります。このような移動ロボットに使われている技術がSLAM(Simultaneous Localization And Mapping:自己位置と地図の同時推定)です。
SLAMを実現するプログラムを自力で実装することは少し難しいですが、最近はパッケージ化されたソフトウェアが容易に入手できます。とは言っても、これらセンサなどの構成や用途に応じて選択したりカスタマイズしたりするためには、ある程度その仕組みを知っておく必要があるでしょう。
 本講義では、移動ロボットにとって重要な「知覚」であるSLAMの原理に触れつつ、ROS(Robot Operating System)によるシステム構築と運用方法について解説します。また、実際の環境を想定したサービスロボットの能力を競う大会に出場した経験に基づいて、実際にSLAMを利用する際の注意点や問題の対処法をご説明します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年03月28日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・自己位置推定技術が必要な製品開発を行っている方
・ROSによるシステム構築について具体例を通して知りたい方
・ロボット、自動運転、画像、ソフトウェア、その他関連企業の方
予備知識 ・UNIX系OSの基本的なコマンド、環境変数などの基本概念
・確率、ベクトルなどの高校程度の数学
修得知識 ・SLAMの基本的な原理と実装時の注意点
・ROSを用いた移動ロボットのシステム構築
プログラム

1.SLAMの基礎
  (1).SLAMとは
  (2).確率モデル
    a.ベイズの定理
    b.距離センサのモデル
    c.時系列情報のモデル
  (3).自己位置推定
  (4).地図推定

2.ROSによるシステム開発
  (1).ROSメッセージとSLAM
  (2).TFとSLAM
  (3).地図座標系とオドメトリ座標系
  (4).SLAMと関係するROSパッケージ

3.SLAMの応用
  (1).SLAMの運用・例
  (2).SLAMを使う際の経験談
    ・SLAM実装の経験に基づいた注意点と問題対処法

キーワード SLAM 自己位置推定 地図推定 オドメトリ センサ ROS 座標系 ロボット
タグ SLAM・自己位置推定センサ画像画像認識ロボット
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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