LiDARの基礎と環境認識技術への応用および最新技術

~ TOF計測の原理、ポイントクラウドの処理と認識、市販LiDARのベンチマーク、車載用途と産業用途への活用、センサフュージョン ~

・ネットや書籍では知りえない、国内・海外の多様なLiDARの現状や今後の技術展望まで最新技術が先取りできる講座!

・性能とコストを考慮したLiDARの選定、周辺環境認識における自動車やロボットへの効果的な活用に活かそう!

講師の言葉

 本セミナーは、昨年度まで経済産業省が主導した「次世代LiDARシステムの開発」に関する事柄など、最新の技術動向を多く含んでいます。。

 LiDARの計測原理からはじめ、その長所短所を概観します。また、LiDARによって計測されたデータの処理をわかり易く解説し、一般的に利用されるオープンソフトウェアを紹介します。レーザレーダの技術動向を見極め、車だけでなく様々な産業やサービスへの応用や導入を検討している技術者にとって有益なセミナーです。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年03月12日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・自動車、輸送機、工場、農機具、機械、ロボット関連の技術者の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・LiDARとはどんなセンサであり、その性質にはどのようなものがあるのかを理解できます。また、 LiDARの計測データの取り扱いや、他のセンサとの統合方法についても理解を促します。
プログラム

1.レーザレーダ(LiDAR)の計測の基本

  (1).TOF(Time-of-Flight)方式の原理

  (2).TOFの長所と短所

  (3).TOFを構成する機器と空間分解能

  (4).MEMSミラーを用いるLiDAR 

 

2.LiDARで計測されたデータの処理技術:三次元点群処理

  (1).ポイントクラウドとは

  (2).ポイントクラウドの処理と認識

    a.平行移動と回転

    b.回転角度の算出法

    c.ICPアルゴリズム

    d.特異値分解による高速化

    e.法線ベクトルの算出

    f.NDTアルゴリズム

  (3).キャリブレーション方法

  (4).ブラックスポットの補完技術

 

 

3.車載用途と産業用途への活用事例

  (1).市販LiDARのベンチマーク

  (2).先端的研究でのLiDAR利用例

  (3).自己位置推定と地図作成:SLAM

  (4).歩行者認識のための手法

  (5).白線認識

  (6).産業用ロボットの周辺環境計測

  (7).ピックアンドプレースへの応用

 

4.センサフュージョン:LiDARと他のセンサとの統合技術

  (1).カメラとLiDAR

  (2).IMUとLiDAR

 

5.LiDARシステムの将来

  (1).次世代LiDARシステム

キーワード TOF  MEMSミラー 回転角度 ICPアルゴリズム 特異値分解 NDTアルゴリズム キャリブレーション 自己位置推定 SLAM 産業用ロボット ピックアンドプレース IMU
タグ SLAM・自己位置推定画像認識ロボット工作機車載機器・部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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