制御系設計・PIDの基礎とSimulinkによるモデル化およびシミュレーション評価実践講座 ~1人1台PC実習付(MATLAB実習)~

~ 伝達関数・状態方程式、定常誤差とPID制御、制御系設計手法、MATLAB/Simulinkによる実習、DCモータ制御の事例 ~

・MATLABを利用したPC実習を通してメカトロ機器の制御系設計技術を基礎から習得する講座!

・制御設計の一連のプロセスを学び、フィードバック制御の安定化、制御対象のモデル化に活かそう!

・なかなか理解しきれない伝達関数・行列演算など、制御技術の基本から解説します!

※PCは弊社にて用意いたします。希望者にはMATLABのファイルを差し上げます。

講師の言葉

 近年、制御システム開発でデファクトスタンダードとなっているモデルベース制御の概要について解説します。制御対象のモデル化における微分方程式と、その解法で用いられるラプラス変換、伝達関数の関係や、制御対象とコントローラを組み合わせたフィードバック制御系の安定性と安定となる条件について解説します。

 モデルベース制御の例として DCモータの位置制御を取り上げ、制御対象のモデル化から PID 制御系の構成、シミュレーション評価、実装による評価までの一連のプロセスを MATLAB/Simulink を利用して実践的に解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2019年01月22日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・メカトロニクス機器の制御系設計に携わる技術者の方
・モータ、自動車部品、電子機器、産業機械、工作機械、ロボット、アームなど、制御機器、制御技術を活用した製品の設計開発に携わっている技術者の方
予備知識 ・古典制御の基礎知識
 (PC操作に慣れていれば、MATLABの利用経験は問わない)
修得知識 ・制御の各種要素技術の基礎と、制御対象のモデル化からシミュレーション評価に至るプロセスに関する知識
プログラム

1.制御系の基礎

  (1).動的システムの表現

  (2).伝達関数と状態方程式

  (3).フィードバック制御と安定性

  (4).定常誤差とPID制御

 

2.MATLABによる制御系シミュレーション基礎

DCモータをケーススタディとしてモデルベース制御におけるモデル化からシミュレーションの流れを解説します。

  (1).MATLAB・Simulinkと動的システム

  (2).MATLAB・Simulink環境での物理システムモデル

 

3.制御系設計手法

制御系設計に関する一般論と、モデルベース制御の位置付けについて概説し、MATLABを用いたモデルベース制御のメリットや、その際に起こりうる問題点と対策についてDCモータを題材として解説します。

  (1).伝達関数に基づく設計

  (2).状態方程式に基づく設計

  (3).モデル予測制御

  (4).モデルの不確かさ

 

4.Simulinkモデルから実機を制御

  (1).例題1:DCモータの角速度・位置制御

  (2).例題2:車のクルーズ制御

 

MATLABは、SimulinkおよびControl System Toolboxを使う予定です

キーワード 伝達関数 安定性 フィードバック制御 定常誤差 PID制御 コントローラ モデル化
タグ モータ機械制御電子機器
受講料 一般 (1名):55,000円(税込)
同時複数申込の場合(1名):49,500円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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