車載カメラとLiDARによる画像・物体認識と画像処理技術およびセンサフュージョンへの応用

~ LiDARによる車線・車両・歩行者認識技術、車載カメラによる画像獲得・変換・認識技術 ~

自動運転に不可欠な環境センシングにおけるパターン認識能力を備えた画像処理技術を修得し、車載システムの開発に応用しよう! 
講師の実体験に基づき、動画を用いながら基礎から体系的に分かりやすく解説いたします

講師の言葉

 自動運転のための環境認識センシング技術は、車載カメラによる画像処理とLiDAR(車載レーザレーダ)による物体認識が本命と思われます。環境認識としての車載カメラは、対象物体の反射特性に依存しないパッシブセンサとして、各種検出対象に適用可能です。これにパターン認識能力を加えると更に用途が広がり、走行環境で検出する必要のある、他車両、車線、信号、標識、そして歩行者用の検出センサとして用いることが可能です。しかし、対象物体を検出するためには、カメラで得られた画像を適切に処理することが重要であり、そのためには画像処理の基本からパターン認識理論までを一貫して理解する必要があります。また、自車から物体までの距離を検出し、その距離値で物体を認識するLiDAR(車載レーザレーダ)は、カメラとは違った特性のアクティブセンサとして、自動運転に欠かせないものになる可能性があります。
 本講では、膨大な画像処理技術の中から、車載カメラに必要とされる画像処理アルゴリズムの基本からパターン認識手法までと、レーザレーダによる物体認識手法を述べ、更に両者を融合するセンサフュージョンについて解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年07月11日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・画像、レーダ、車載電装品、自動車、ITSほか関連企業の技術者の方
・運転支援システムに興味のある技術者の方
予備知識 ・特に必要ありません。基本から始めます
修得知識 ・車載カメラによる画像処理の基礎から障害物検出のための画像処理アルゴリズムまで
・LiDARによる物体認識技術
プログラム

1.車載カメラによる画像処理概論
  (1).車載カメラの用途
  (2).画像処理とは?

2.LiDAR(車載レーザレーダ)による物体認識概論
  (1).LiDAR(レーザレーダ)の構造
  (2).各社のLiDAR(レーザレーダ)

3.車載カメラによる画像獲得
  (1).対象物体の反射特性
  (2).画像の性質
  (3).基本変換

4.車載カメラによる画像変換
  (1).2値画像処理
  (2).空間フィルタ
  (3).直行変換

5.車載カメラによる画像認識
  (1).ハフ変換による車線検出
  (2).エッジヒストグラムによる車両認識
  (3).パターン認識による歩行者認識

6.LiDAR(車載レーザレーダ)による物体認識
  (1).レーザレーダによる車線認識
  (2).レーザレーダによる車両認識
  (3).レーザレーダによる歩行者認識

7.カメラとレーザレーダによるフュージョン技術
  ・センサフュージョン技術への応用

キーワード 車載カメラ LiDAR レーザレーダ 運転支援システム 自動運転 パターン認識 画像処理アルゴリズム 空間フィルタ 直行変換 センサフュージョン
タグ 画像車載機器・部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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