ロバスト設計の基礎と実践・トラブル未然防止への応用 ~演習付~

~ ロバスト設計の概念、ロバスト設計の進め方、ロバスト設計の事例、機能性評価 ~

ロバスト設計の基本概念から方法やノウハウまでを体系的に解説する講座

実務経験が豊富な講師からロバスト設計のポイントや事例を学び、品質トラブルを未然防止しよう!

講師の言葉

製品開発中に品質上のトラブル発生や、量産後に市場問題が起こると、その対策に多くの時間やコストが費やされ、企業の業績にも影響します。

個別の防止策は部分的なものになり、未知の問題には対応しきれません。技術やシステムが複雑になるにつれ次々に新たな問題が発生し、対策のための作業量が増大していきます。

ロバスト設計は品質工学の一分野で、個々の問題対策ではなく、開発の上流段階でシステムをノイズに対して頑健な(ロバストな)体質にする方法論です。これを実践することで、問題対策の作業量を削減することができます。長期的には、魅力ある製品を低価格でタイムリーに市場に提供できる企業体質に変革させることにつながります。

本講座では開発業務でロバスト設計を活用していただくことを目的とし、その基本概念、方法論、実務への適用方法を解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年07月12日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・企業などにおいて技術開発や製品開発に携わる方
・開発・設計段階の業務効率化を検討している方
・機械、電気、材料その他関連企業の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・品質工学(特にロバスト設計)の概念・目指す姿が理解出来る
・機能性評価やSN比の意味、直交表の使い方、品質工学の用語が理解出来る
・ロバスト設計の基本的な進め方を修得出来る
プログラム

1.製品開発における従来の不具合対策
  (1).テスト・原因解明・対策・・・モグラ叩きになりがち
  (2).問題の未然防止策

2.ロバスト設計の概念
  (1).体質改善による未然防止
  (2).ロバスト設計の位置付け

3.システムと因子
  (1).システムの機能
  (2).システムに影響する因子の分類
  (3).演習1

4.機能性評価
  (1).SN比と感度
  (2).静特性と動特性
  (3).機能性評価の実施方法

5.ロバスト設計における実験の割り付け
  (1).外側と内側
  (2).直交表
  (3).主効果と交互作用について

6.ロバスト設計の進め方
  (1).全体の流れ(原則)
  (2).対象システムの明確化
  (3).評価特性の設定
  (4).誤差因子の設定
  (5).制御因子の選定
  (6).実験の割り付け
  (7).直交表実験のデータ解析
  (8).推定と確認実験
  (9).結果の考察と結論
  (10).演習2

7.実施における問題点と対応
  (1).直交表に関わる各種問題と対応方法
  (2).シミュレーションに関わる各種問題と対応方法

8.事例紹介
  (1).機械系
  (2).計測系
  (3).その他

キーワード 製品開発 ロバスト設計 SN比 静特性 動特性 機能性評価 直行表 主効果 交互作用 評価特性 評価因子 制御因子 品質工学
タグ 品質工学未然防止
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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