製品品質トラブルの未然防止策と効果的なリスクマネジメント

〜 製品設計、リスク対策のアプローチ、デザインレビュー、信頼性ツールの考え方と使い方、リスクの気づきを促すための現場力 〜

・製品リスクの特性を学び、トラブルの未然防止を実現するための講座

・かつてないほど注目が集まっている製品安全・品質リスクマネジメントを確立し、トラブルの未然防止へ活かそう!

講師の言葉

 最近では、日本の大手自動車部品メーカーの民事再生法適用による事実上の倒産というかつてないほど製品安全・品質リスクに対して注目が集まっている。この流れは市場動向の大きな変化やグローバル経済の大きな動きからくるもので、国内事業の展開では考えられない品質リスクが表面化することが後を絶たない状況である。今後は、これらの動きがさらに加速することが想定される。そんな中、製品が及ぼすリスク、とりわけ品質・信頼性・安全性の担保は企業のリスクマネジメント上非常に重要な役割であり、これらを損なうことが企業活動における大きな障壁であることはもちろん、経営上解決していかないといけない重要な課題となっている。

 本講義では、製品リスクマネジメトの成功・失敗事例をベンチマーキングし、企業活動リスクの観点から製品リスクの未然防止に必要な要素とそのアクションを明確に示すことにより、製品が影響を及ぼすリスクを低減することを目的とする。

本講座は、会場が変更になりました。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年06月04日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 ちよだプラットフォームスクウェア 地下1階 ミーティングR002
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・BtoCとBtoBともに、主にものづくりを事業としている企業における先行開発・製品設計マネジメント、設計品質担当部署の方 ・生産技術、製造品質、品質保証・品質マネジメントなどの担当マネージャー・リーダー層の方 ・経営企画・管理における事業リスクマネジメント担当者の方など
予備知識 ・品質管理の基礎知識、品質マネジメントの基礎知識
修得知識 ・製品リスクの特性と未然防止、自社における推進方法に必要な知識およびスキルの取得
プログラム

1.昨今の製造業における製品品質を取り巻く動き
  (1).製品事故と社会への影響
  (2).リスクとは?、未然防止活動の本質
  (3).生活者の消費を取り巻く製品リスク
  (4).BtoCとBtoB、それぞれが考えるべき製品品質とリスク
  (5).グローバル経済を俯瞰した品質マネジメントの潮流と全体像

 

2.製品品質トラブルの再発防止
  (1).再発防止の重要性と進め方
  (2).標準化

 

3.製品品質トラブルの未然防止
  (1).未然防止と信頼性 
  (2).製品設計のアプローチ
  (3).リスクの気づきを促すためのディスカッション
  (4).見える化
  (5).仮説構築とは その重要性
  (6).経年劣化(経時劣化)と信頼性の関係
  (7).デザインレビュー、信頼性ツールの考え方と使い方
  (8).製品の安全性と信頼性の関係
  (9).リスクアセスメントと対策の方向性
    a.リスクアセスメント
    b.リスクヘッジの方向性
    c.リスク対策のアプローチ
 (10).日常管理とリスク対策の関係
 (11).リスク対策の最近の流れ

 

4.未然防止活動を支える側面要素
  (1).リスクの気づきを促すための現場力
  (2).「あなたのその判断、合理的ですか?」
  (3).ファシリテーションと未然防止

 

キーワード 製品品質トラブル 品質マネジメント リスクアセスメント 品質リスク 経年劣化 信頼性 見える化 デザインレビュー
タグ リスク管理品質管理未然防止
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
ちよだプラットフォームスクウェア 地下1階 ミーティングR002
東京都千代田区神田錦町3‐21
電話番号 : 03-3233-1511
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