バーチャルリアリティ(VR)の基礎と産業応用・最新技術 〜デモ付〜

〜VRの要素・構成、インタフェース、リアルとバーチャルの融合SPIDARによるハプティックインタラクション 〜

・実用化への関心が高まるVRについて、基礎から最新技術までデモを交えて解説する講座

 

・VRの最新技術を学び、他社に先駆け、自社の製品・サービスの高付加価値化を実現しよう!

 

※当日は講師の著書をお配り致します

講師の言葉

オキュラス社のヘッドマウントディスプレイ(HMD)開発プロジェクトの成功やSCE社によるゲーム体験をより豊かにするためのプレイステーション用HMDの開発とその製品化などにより、最近バーチャルリアリティ(VR)への関心が急速に高まり、様々な実用化の可能性が模索されている。

 

VRの高精細化や高機能化は必然的にVR環境と接するためのヒューマンインタフェースの高度化を必要とする。従来のようなキーボードとマウスだけではVR環境のもつ諸機能を十分に活かすことが困難であり、人間の身体性を考慮した直接操作インタフェースや視覚や聴覚に加えて力覚や触覚を伴うハプティックインタフェースが重要となってきている。

 

我々は長年にわたり糸を活用したストリング型力触覚提示デバイスSPIDARの研究開発を行ってきた。ストリング型力触覚提示デバイスは簡易性、拡張性、安全性など他にない様々な特長をもっている。

 

本講習会でははじめにVRの研究開発の歴史と現状、基礎事項および関連技術について解説する。後半ではVRの産業応用の事例紹介とともに今後重要性が高まると考えるハプティックVR環境についてSPIDARを用いた具体的なシステムをご紹介したい。なお、本講習会ではSPIDARによるハプティックVRのデモ体験を予定している。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年05月07日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・VR技術の応用可能性とその要素技術について基礎から学びたい方 ・画像処理、画像認識を伴う各種製品、ユーザインタフェース等に関わる設計開発、企画に携わっている方 ・VR技術に関心のある方、今後の参入を検討されている方
予備知識 ・VRへの関心があれば理解が深まります
修得知識 ・バーチャルリアリティの基礎と産業応用 ・ハプティックVRの具体的なシステム
プログラム

1.バーチャルリアリティの基礎とその応用

 

(1).イントロダクション バーチャルリアリティとは何か?

 

a. バーチャルの意味

 

b. バーチャルリアリティとその三要素

 

c. バーチャルリアリティと人間の認知機構

 

d. バーチャルリアリティの概念と日本語訳

 

e. 道具としてのバーチャルリアリティ

 

(2).バーチャルリアリティの要素と構成、その歴史

 

a. VRの要素と構成

 

b. VR世界のいろいろ

 

c. VRをどうとらえるか

 

d. VRの歴史

 

(3).ヒトと感覚

 

a. 脳神経系と感覚・運動

 

b. 視覚

 

c. 聴覚

 

d. 体性感覚・内臓感覚

 

e. 前庭感覚

 

f. 味覚・嗅覚

 

g. モダリティ間相互作用と認知特性

 

(4).バーチャルリアリティ・インタフェース

 

a. バーチャルリアリティ・インタフェースの体系

 

b. 入力インタフェース

 

(5).バーチャル世界の構成手法

 

a. 総論

 

b. レンダリング

 

c. シミュレーション

 

(6).リアルとバーチャルの融合

 

a. 複合現実感

 

b. ウェアラブルコンピュータ

 

c. ユビキタスコンピューティング

 

(7).テレイグジスタンスと臨場感コミュニケーション

 

a. テレイグジスタンス

 

b. 臨場感コミュニケーション

 

(8).バーチャルリアリティの様々な応用

 

a. VRコンテンツの要素

 

b. VRのアプリケーション

 

・サイバースペースとコミュニケーション

 

・医療

 

・教育・訓練(シミュレータとその要素技術)

 

・エンタテイメント

 

・製造業

 

・ロボティクス

 

・可視化

 

・デジタルアーカイブ,ミュージアム

 

・地理情報システム

 

 

 

2.SPIDARによるハプティックインタラクションの実体験

 

(1).バーチャルリアリティとハプティックインタフェース

 

(2).ハプティックインタフェースSPIDAR

 

(3).SPIDARによるハプティックインタラクションの実体験

 

(4).今後の展望

キーワード VR バーチャルリアリティ ハプティックス 
タグ 画像画像処理画像認識
受講料 一般 (1名):51,700円(税込)
同時複数申込の場合(1名):46,200円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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