〜 要件仕様の分析技術、要件開発技術の要点とグローバル開発のための仕様記述方法 〜
- 講師の豊富な実体験に基づき、技術者として必須のトラブル発生未然防止に必要なスキルを解説する講座!
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グローバル標準の要求分析技術を修得し、要求仕様書の漏れ・不具合の未然防止に活かそう!
〜 要件仕様の分析技術、要件開発技術の要点とグローバル開発のための仕様記述方法 〜
グローバル標準の要求分析技術を修得し、要求仕様書の漏れ・不具合の未然防止に活かそう!
クレームが発生する、開発中に仕様変更が多発する、要求仕様に漏れがあることに気がつかずプロジェクトが混乱するなどの問題が発生することがある。これらの主要な原因のひとつに要求仕様書の質の悪さがある。要求仕様書作成時、或は要求仕様書の受領時に事前発見できないと被害が広がる。解決策は要求仕様書作成時、或は要求仕様書受領時に要求仕様書作成の技術(システム技術、要件分析技術、要件開発技術)を修得し、適用することである。
講義では日本での要求仕様書作成技術での顧客インタビューを重視する方法とは異なり、米国での要求仕様書作成のためのエンジニアリング技術について説明する。
また仕様書記述方法の悪さも品質問題の原因のひとつである。欧米では仕様書記述法を正確に修得するための構文規則が確立されているが、日本では日本語による仕様書記述法を指導することが少ない。講義では正確に仕様書を記述する方法についても少し説明する。これは技術者として必須項目である。
開催日時 |
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開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー | ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 | ・設計者(要求仕様書を受領し設計する人) ・要求仕様書作成担当技術者 ・テスト技術者(要求仕様書を基に総合検査仕様書を作成する技術者) ・品質管理技術者(要求品質を改善する人及び要求仕様書の作成を指導する人) ・開発プロセスに携わる方(要件開発プロセスの改善・改革を行う人) |
予備知識 | ・特に必要ありません |
修得知識 | ・要求仕様書作成プロセスとその技術 ・要件分析技術の要点 ・グローバル開発のための要求仕様書記述法 |
プログラム |
序 受託側でも要求分析・要件開発技術を修得する
1.組込み製品の特徴と組込み商品要求仕様書の勘所
(1).海外から批判されている日本の要求仕様書の質
a.グローバルに販売される製品に必要な要求仕様書の条件
b.グローバル競争力下での要求仕様書作成・受領時のプラクティス
c.日本の技術者の要求仕様書記述言語能力
d.国内開発での要求仕様書の質
(2).要求仕様書の基準
a.自工程完結基準
b.追跡可能性の証明基準
c.機能安全・本質安全
2.要求分析・要件開発技術の基礎
(1).要求仕様書作成技術の格差
a.要求仕様書項目案の検討(プロセス成果物の定義)
・国内水準
・国際水準
b.日本語による要求仕様書記述法
c.要求・背景・理由・仕様
(2).要件分析プロセス
a.方向付け (開発の方針等の確認)
b.利害関係者の特定
c.利害関係者のニーズと期待の把握
d.システム分析(システム図、フロー指向分析#1の作成)
e.クラスベース分析(データ定義)
f.シナリオベース分析
g.フロー指向分析
h.ふるまい分析
i.要求への展開
j.仕様への展開
3.要求仕様分析技術
(1).組込み製品の要求仕様書作成の前提技術:システム技術
(2).要件分析技術
a.ライフサイクル定義・利害関係者定義
b.シナリオ分析(ユースケース・アクティビティ図、スイムレーン図)
c.フロー分析(データフローダイヤグラム、制御フローダイヤグラム)
d.クラス分析(含むデータ構造分析)
e.ふるまい分析(状態遷移、シーケンス図)
4.要件分析の例題(要点説明)、演習 |
キーワード | 要求仕様書 システム分析、要求分析 ライフサイクル定義 シナリオ分析 フロー分析 クラス分析 ふるまい分析 機能要件記述 プロセス成果物 |
タグ | ソフト管理、ソフト品質、組み込みソフト |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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