金属歯車の基礎と高強度化技術およびそのポイント

〜 歯車の諸元とかみ合い原理、歯車の損傷形態、曲げ強度と面圧強度、材料・熱処理、表面改質による強度向上技術、金属歯車の潤滑 〜

  • 歯車のかみ合い、接触応力などの基礎から強度向上技術について学び、歯車の選定・設計・改善に活かす講座!
  • 歯車の基礎から高強度化技術や潤滑について学び、ピッチングやスポーリングなど金属歯車の破損防止に活かそう!

講師の言葉

 確実に回転を伝達するための機械要素として歯車が用いられています。歯車は2千年以上前に発明され、18世紀頃の歯形理論の進化によって不等速回転伝達が等速回転伝達になり、産業革命以降に多くの機械で使われるようになりました。これまで歯車の強度を向上させるために、材料、表面熱処理、表面改質などが改良されています。

 本講座では、歯車の諸元、接触応力、損傷形態などの基礎知識を身に付けていただくとともに、疲労試験を通して得られた鋼歯車の強度向上や潤滑について説明します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年06月14日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・自動車部品、機械、電子機器など、関連企業の技術者の方 ・歯車の基本を知りたい技術者の方 ・鋼歯車の強度向上をお考えの技術者の方
予備知識 高卒程度の力学・数学知識
修得知識 ・歯車の基本的知識 ・鋼歯車の強度向上の手段
プログラム

1.歯車の基礎と損傷形態

  (1).歯車の諸元

  (2).歯車のかみ合い

    a.インボリュート曲線、他

  (3).接触応力

  (4).ヘルツ接触下の応力分布

  (5).歯車の損傷形態

    a.歯の折損

    b.ピッチング

    c.スポーリング

 

2.金属歯車の強度向上技術

  (1).歯車の曲げ強度

    a.曲げ強度の評価方法

    b.曲げ強度の算出

  (2).歯車の面圧強度(歯面強度)

    a.面圧強度の評価方法

    b.面圧強度の算出

  (3).材料による歯車の強度向上

  (4).表面熱処理による歯車の強度向上

  (5).表面改質による歯車の強度向上

    a.ショットピーニングによる場合

    b.キャビテーションピーニングによる場合

    c.ハードコーティングによる場合

 

3.金属歯車の潤滑

  (1).歯車の潤滑の基礎

  (2).理論最小油膜厚さ

  (3).D値と疲労寿命の関係

キーワード 歯車の諸元 歯車のかみ合い ピッチング スポーリング 曲げ強度 面圧強度 理論最小油膜厚さ 潤滑
タグ 機械要素強度設計歯車
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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