検査の自動化技術と統計的工程管理、品質向上への応用 〜1人1台PC実習付〜

〜 自動検査、自動制御のログファイルの分析、Excelを使った統計量の計算、管理図による工程管理の実践 〜

・自動検査のデータ解析結果を統計的工程管理に応用するための講座

・品質データを自動で収集し、品質管理や工程管理に効果的にフィードバックすることで、品質保証の精度を向上させよう! 

*PCは弊社でご用意いたします

講師の言葉

 製品の品質を向上するためには、コストがかかる。コストを下げようとするとその品質が低下する。一般的には、品質とコストはトレードオフの状態にあると言われています。しかし、人為的なミスを極限まで排除しようとする自動検査や自動制御技術は、マンパワーを削減することができ、その人件費を大幅に削減することが可能になります。
 また、人が収集する品質データや工程データには、限りがありますが、自動で収集されるデータは、人がサンプリングするデータに比較し、膨大のデータが自動集積され、これを品質管理や工程管理にフィードバックすることで、検出力を上げ、品質保証の精度を確保することが可能になります。
 品質とコストのトレードオフの関係は、この自動検査によるデータ解析結果を工程改善に用いることで、品質のよい製品を安価に提供するというイノベーションによって打破することが可能になります。
 このセミナーでは、既に現場で収集されるデータなども含め、そのデータを用いた統計的工程管理の方法などを、演習を通して理解していただきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年03月30日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・製造、品管、生産技術などを担当される実務担当者、スタッフの方
予備知識 ・初歩からお話ししますので、予備知識は必要ありません
修得知識 ・工程管理、品質管理に必要となる、バラツキの概念を理解し、統計的工程管理(SPC)の実践が可能になります
プログラム

1.自動検査装置の事例紹介(岩崎電機製作所の事例)
  (1).社内で製造される産業用機器の自動検査器
    a.自動検査によって得られるデータについて
    b.計量値と計数値の違いとそのデータの性質

2.自身のデータを見つめてみよう(品質向上への活かし方)
  (1).計測されるデータから見ることのできるその製品の品質
    a.製品の規格と品質
    b.不良率の推定と工程能力(指数)
  (2).自動検査、自動制御のログファイル(収集データ)を分析
    a.EXCEL(関数群)を使った統計量の計算
    b.工程のバラツキを把握する
    c.ヒストグラムから見る分布の形
    d.ヒストグラムの書き方と見方
    e.EXCELでヒストグラムを書いてみよう

3.統計的工程管理(SPC)への応用
  (1).偶然原因によるバラツキと異常原因によるバラツキ
    a.取り除けないバラツキ、取除くべきバラツキを知る
    b.偶然原因と異常原因のバラツキを分離する
  (2).解析用管理図の書き方と見方
    a.計量値管理図代表、Xbar―R管理図の書き方
    b.計数値管理図の例(参考)
  (3).管理用管理図(SPC)を始める
    a.管理用管理図の作成手順
    b.EXCELで管理図を書いてみよう
    c.管理図による工程管理の実際を経験してみよう

キーワード 自動検査 統計的工程管理 SPC バラツキ 不良率 ログファイル ヒストグラム 偶然原因 異常原因 管理用管理図 SPC
タグ 検査品質管理工作機
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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