官能検査による快・不快の定量的評価と、より心地良い製品開発への応用 〜 演習付 〜

〜 快適性を定量化する官能検査法、快適(心地よさ)の要素と製品UI開発および具体例 〜   

・さらに満足度が高く心地よい製品開発へ応用するための講座

・快適(心地よさ)の評価と応用技術を修得し、付加価値の高い製品を開発しよう!

講師の言葉

 最近、感性品質である「心地良さ」がさまざまな製品の魅力に大きな影響を与えています。特に、各製品のコンセプトに適合した使うときの快適性(心地良さ)を実現することが望まれています。

 今回の講座では、五感に基づいて評価されている製品の心地良さをどのような官能検査手法を用いて、実験・評価・解析を行ったらよいかについて解説します。また、さまざまな実験や研究を重ね、実際に商品化された心地良い製品の評価事例(匂いの効果、スポーツウエアの着心地、自動車シートの座り心地など)も多数紹介します。

 また製品におけるユーザと の接点であるUIの心地よさの要素について、実際のユーザを使った調査、開発事例をご紹介いたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年02月19日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・自社製品の快適性(心地)を数値化することに悩んでいる技術者 ・ものつくり企業における製品開発担当者、ユーザビリティ担当者で快適で心地良い製品を開発することを目指している技術者 ・メーカーのデザイナーや研究部門で快適で心地良い製品の研究や商品企画担当者
予備知識 ・特に必要としない、事例含めわかりやすく解説します
修得知識 ・製品の心地良さを評価するには、どのような官能検査手法を用いたらよいか ・心地の官能検査結果を評価・解析する方法
プログラム

1.人間の視覚、嗅覚と触知覚機能について

2.人間快適工学とは

3.「心地」の官能検査方法(具体例に基づいて)

  (1).官能検査とは

  (2).官能検査を行う前の準備(被験者、試技、形容語、実験環境の選定)について

  (3).被験者の判定能力の検定について

      ・演習

  (4).一対比較法による官能検査について

      ・演習

  (5).SD法による官能検査について

      ・演習

4.官能検査結果の分析方法について

   ・官能検査結果の分析に用いる因子分析と主成分分析とは

5.「心地」を評価しているときのヒトの生理的機能量の測定法

  (1).ストレスと脳波、心電図結果との関係について

     ・研究例:匂いがスーツの着心地に及ぼす影響

  (2).動作感と筋電図との関係について

     ・研究例;ゴルフウエアの「動きやすさ」の数値化

6.製品の「心地」を物理特性と関連付けるには

      ・測定風景を映像で解説

   (1).「硬軟感」に関連する圧縮特性の測定・評価方法

   (2).「粗滑感・乾湿感」に関連する摩擦特性の測定・評価方法

   (3).「温冷感」に関連する温熱特性の測定・評価方法

7.製品開発の具体例

  (1).ルームウエアの「素材感」を数値化する

       ・因子分析を用いた演習

    (2). 自動車シート用表皮布の「手触り感」

       ・シートの「座り心地」を数値化する

    (3).ステアリングホイールの「握り心地」を数値化する

       ・主成分分析を用いた演習

8.まとめと質疑応答

キーワード 視覚・聴覚 触知覚機能 人間快適工学 官能検査 感性製品開発 製品UI
タグ 食品マーケティング営業・マーケティング技術経営スマートフォン商品開発環境空調化粧品デザイン品質管理感性・脳科学・認知工学人間工学自動車・輸送機車載機器・部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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