「使いやすい」製品設計と評価法:人間データの導き方と設計値への翻訳・活用方法

〜 人間中心のモノづくりを実践するためのプロセス、人間データの正しい解釈と適用方法、使いやすさの設計・評価事例 〜

・人間のデータに基づいた「使いやすさ」の設計およびその具体的な進め方を、人間工学の立場から事例を交えて分かりやすく解説する講座

・人間データやユーザニーズを明らかにし、設計値に変換して、使いやすい製品開発に活かそう! 

・具体的事例を多く紹介しながら分かりやすく解説いたします

講師の言葉

 超高齢社会の到来やユニバーサルデザイン思想の浸透、そして安全安心に対する意識の高まりを背景に、使いやすく快適で健康的なモノづくりが求められつつあります。それを進めるためには、寸法、動態、感覚、認知、行動、感性などの人間のデータやユーザニーズを明らかにしながら、それらを設計値に変換しなければなりません。
 では、そうした生理的心理的特性を表す人間のデータをどのように抽出し、設計値に落とし込めばよいのでしょうか。そしてデザインされたモノの使いやすさをどのように客観的に検証すればよいのでしょうか。すでに存在する人間データは翻訳をしなければ設計値にはなりません。製品の使いやすさを操作性テストや生理計測で証明しようとしても適切なプロセスを踏まなければ正しい答えは導けません。そこには、人間特有の適応能や耐ストレス性、そして大きな個人差などがあるためです。
 この講演では、こうした人間のデータに基づいた使いやすさの設計およびその具体的な進め方を、人間工学の立場から事例を交えて分かりやすく解説していきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年02月01日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・人間中心のモノづくり、ユニバーサルデザイン、安全設計などに関わる技術者、デザイナー、開発担当者の方など ・情報機器、家電、機械、自動車、文具、玩具、工具、家具そのほか関連企業の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・人間中心のモノづくりを実践するためのプロセス ・人間特性の調査・測定手法 ・人間データの正しい解釈と適用の方法 ・ユニバーサルデザインをめぐる動向 他
プログラム

1.使いやすさと人間工学
  (1).本論に先立ついくつかの事例
  (2).人間工学の視点
  (3).ユニバーサルデザインの誤解と正しい捉え方

2.良い設計・悪い設計
  (1).人間中心設計の考え方
  (2).事例紹介

3.使いやすさ設計のための人間データの導き方
  (1).寸法/運動機能/感覚機能/認知機能データ事例
  (2).人間データの引用方法
  (3).人間の計測手法とその実践
  (4).ユーザニーズの求め方

4.人間データを設計値に翻訳する
  (1).使いやすさ設計のプロセス
  (2).データの解釈
  (3).データの変換
  (4).トレードオフ

5.使いやすさの設計・評価事例
  (1).負担の少ない製品
  (2).扱いやすい製品
  (3).分かりやすい製品

6.使いやすさのデザインと評価に関わる動向と課題
  (1).快適性と機能低下の矛盾
  (2).長期持続型トータルデザイン
  (3).人材の育成

キーワード 人間中心設計 人間特性 生理計測 人間データ ユーザニーズ 人間工学 ユニバーサルデザイン
タグ デザイン感性・脳科学・認知工学生理・官能検査生体工学使いやすさ・ユーザビリティ人間工学設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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