制御系設計の基礎とモデル化手法および制御シミュレーション実習 〜1人1台PC実習付(MATLAB実習)〜

〜 フィードバック制御と安定性、定常誤差とPID制御、DCモータの位置制御を例にしたMATLABシミュレーション実習 〜

  • DCモータのモデルベース制御を例に、フィードバック制御の基礎や安定化技術について学ぶ講座!
  • 伝達関数や定常誤差など制御の基礎事項から安定化・モデル化のポイントを学び、メカトロニクス系の制御系設計に活かそう!

PCは弊社にて用意いたします。希望者にはMATLABのファイルを差し上げます。

講師の言葉

 近年、制御システム開発でデファクトスタンダードとなっているモデルベース制御の概要について解説します。制御対象のモデル化における微分方程式と、その解法で用いられるラプラス変換、伝達関数の関係や、制御対象とコントローラを組み合わせたフィードバック制御系の安定性と安定となる条件について解説します。

 モデルベース制御の例として DCモータの位置制御を取り上げ、制御対象のモデル化から PID 制御系の構成、シミュレーション評価、実装による評価までの一連のプロセスを MATLAB/Simulink を利用して実践的に解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2018年02月13日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・メカトロニクス機器の制御系設計に携わる技術者の方 ・モータ、自動車部品、電子機器、産業機械、工作機械、ロボットなど、制御機器、制御技術を活用した製品の設計開発に携わっている技術者の方
予備知識 ・古典制御の基礎知識 ・PC操作に慣れていれば、MATLABの使用経験はなくても可
修得知識 ・制御の各種要素技術の基礎と、制御対象のモデル化からシミュレーション評価に至るプロセスに関する知識
プログラム

1.制御系の基礎

  (1).動的システムの表現

  (2).伝達関数と状態方程式

  (3).フィードバック制御と安定性

  (4).定常誤差

2.MATLABによる制御系シミュレーション基礎

DCモータをケーススタディとしてモデルベース制御におけるモデル化からシミュレーションの流れを解説します。

  (1).MATLAB・Simulinkと動的システム

  (2).Simulink環境での物理システムモデル

3.制御系設計手法

制御系設計に関する一般論と、モデルベース制御の位置付けについて概説し、MATLABを用いたモデルベース制御のメリットや、その際に起こりうる問題点と対策についてDCモータを題材として解説します。

  (1).定常誤差とPID制御

  (2).伝達関数に基づく設計

  (3).状態方程式に基づく設計

  (4).モデル予測制御

  (5).モデルの不確かさ

4.Simulinkモデルから実機を制御

  (1).例題1:DCモータの例

  (2).例題2:その他

MATLABは、Simulinkおよびcontrol toolboxを使う予定です

キーワード 動的システム 伝達関数 状態方程式 フィードバック制御 安定性 定常誤差 Simulink   PID制御
タグ モータロボット制御
受講料 一般 (1名):55,000円(税込)
同時複数申込の場合(1名):49,500円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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