精密サーボシステムの基礎と高速・高精度制御技術への応用

〜 モデリング、2自由度制御系の設計技術と勘所および省エネ・振動抑制のための軌道生成技術 〜

・メカトロニクス機器には欠かせない精密サーボ技術について、基礎からわかりやすく解説する講座
・精密サーボ実現に必要不可欠な技術をマスターし、機器の高速・高精度位置決め制御を実現しよう!

講師の言葉

 高速・高精度位置決め制御を必要とする精密サーボ機器では、機構振動の抑制、非線形摩擦補償、機器の個体差や経時変化に対するロバスト性などを考慮した制御系設計が求められます。その際に重要となるのが、制御系設計の土台となる制御モデルです。

 本セミナーではモデリング技術から制御系設計、軌道生成に至るまで精密サーボを実現する上で必要な一連の技術について解説します。また、実機へのコントローラ実装時に必要となる離散化手法についても概説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年12月15日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・自動車をはじめとした輸送機器、機械、ロボット、電子機器、モータ、プラントほか関連企業において制御・メカトロ機器開発に関わる技術者の方
予備知識 ・古典制御の知識を有していることが望ましい
修得知識 ・モデリング技術の基礎、2自由度制御系の設計方法と勘所、軌道生成の考え方が理解できる
プログラム

1.精密サーボ技術の基礎

  (1). 実際のシステムから見た問題点(機構振動、非線形摩擦)

  (2). 振動抑制と摩擦補償の考え方

2.モデリング技術の基礎

  (1). DCモータのモデル化

  (2). MDKシステムのモデル化

  (3). モード解析に基づくモデル化

  (4). 非線形摩擦のモデル化

3.2自由度制御系の設計

  (1). フィードバック制御の基礎(PID制御、外乱オブザーバ)

  (2). ロバスト制御(位相余有とゲイン余有の意味)

  (3). フィードフォワード制御による振動抑制

  (4). モデルベース摩擦補償

  (5). 実装のための離散化手法

4.軌道生成

  (1). 省エネのための軌道生成

  (2). 振動抑制のための軌道生成

キーワード 精密サーボ 機構振動 非線形摩擦 振動抑制 摩擦補償 2自由度制御系 フィードバック制御 PID制御 外乱オブザーバ ロバスト制御 位相余有 ゲイン余有 フィードフォワード制御 モデルベース摩擦補償 離散化手法 軌道生成
タグ 制御
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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