プロジェクトを成功させるための実践的マネジメント技法とそのノウハウ 〜演習付〜

〜 スコープとWBSの作成、スケジューリングとCPM、リスクの事前と事後対策、海外プロジェクトへの対応 〜

  • 大手エンジニアリング企業の現役エンジニア講師が国内・海外での長年の経験に基づいた実践的に解説する講座!
  • PM主要技術からマネジメントの本質までを学び、プロジェクト業務の品質やスケジュール管理をより効果的に行うための特別講座!
  • プロジェクトの制約となるスコープ・コスト・スケジュールと、それらをコントロールするためのWBSEVMSPERTCPMについて学び、予算オーバーや納期遅れの防止に活かそう!

講師の言葉

 産業構造の変化や競争の激化に伴い、プロジェクト的な業務の比率は業界を問わず高まっています。受託システム開発や建設分野に限らず、製造業の新製品開発や個別受注生産、そして新サービスや海外事業の展開など、多くの場面で「一度限りのチャレンジ」=プロジェクトのより良いマネジメントが求められています。

 本講座では、プロジェクト・マネジメントの基本的な考え方・態度と、主要な技術について解説します。とくに、プロジェクトの三大制約条件であるスコープ・コスト・スケジュールと、それらをコントロールするためのWBS、EVMS、PERT/CPMの技術について、演習を交えてしっかりと学びます。とくに「海外型プロジェクト」の特性と進め方については、講師自身の長年の経験に基づく実践的な解説を行います。

 ただしプロジェクトの成功は、プロマネ個人の知識や能力だけでは決まりません。プロジェクトは人間が取り組む活動であり、組織が持っている思考と行動の習慣(組織の「OS」)に依存するからです。たとえば、

 ・計画がきちんと立てられず、行き当たりばったり

 ・だれが何を決めるのかわからず、意思決定が遅れる

 ・以心伝心・暗黙の了解で動いて、言葉にしない

 ・契約感覚に乏しく、地雷を踏んでしまう

といった項目に、一つでも思い当たることがある方々 、そして中小規模のプロジェクト実務に携わっていながら世間のPM標準では満たされぬ思いの方々には、ぜひ受講していただきたいと願っております。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年12月04日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・受託システム開発、製造業の新製品開発や個別受注生産、新サービス、建設、プラントなどプロジェクト的な業務に携わる技術者・管理者の方 (業種・業界は問いません) ・海外事業展開で、プロジェクトに携わる方 ・これからプロジェクトマネジメントに携わる見込みの方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・プロジェクト・マネジメントの職務に対する理解、ならびにWBS、EVMS、PERT/CPMなど現代PM技法の基本を身につけられます
プログラム

1.プロジェクトとは何か、マネジメントとは何か

  (1).なぜプロジェクト・マネジメントを学ぶべきなのか

  (2).「プロジェクト」とは何か 〜 その分類と特性

  (3).「マネジメント」とは何か 〜 リーダーシップや管理とはどう違うか

  (4).プロジェクトの成功とは何か

2.スコープと正しいWBSの作成法

  (1).仕事の最小単位=Activityの構造をつかむ

  (2).スコープには2種類ある

  (3).プロジェクト計画の作成ステップ

  (4).演習1:展示会プロジェクトを例に

    a.Activityリストの洗い出し

    b.マトリクス法によるWBSの作成

3.プロジェクト組織と役割分担のデザイン

  (1).WBSはチーム組織の構造をつくる

  (2).組織とコミュニケーション

  (3).役割としてのPMとプロジェクト・スポンサー

  (4).企業の組織構造とプロジェクト

4.スケジューリングと進捗

  (1).スケジューリングの基本概念

  (2).演習2:ものづくりプロジェクトを例に

    a.クリティカル・パス法(CPM)

    b.スケジュールの短縮

  (3).進捗コントロールとは何か

5.コストとEVMS

  (1).予算・コスト・価格:「ネットコスト」の概念を理解する

  (2).コスト見積手法

  (3).アーンド・バリュー・マネジメント・システム(EVMS)

6.リスクと問題解決

  (1).リスク概念を定義する

  (2).リスクの事前対策と4つの戦略

  (3).演習3:IT系プロジェクトを例に

    a.リスクの洗い出し

    b.対応策の策定

  (4).リスクの事後対応:イシュー・マネジメントの方法

7.海外型プロジェクトの特性

  〜講師自身の長年の経験に基づき解説〜

  (1).海外型プロジェクトに挑む心得

    a.必ず計画を立てる

    b.契約と責任を重んじる

    c.言葉を大切にする

  (2).演習4:請負型プロジェクトを例に

    a.コミュニケーションの演習

    b.ネゴシエーションの演習

8.まとめ

  ・システムズ・アプローチを身につける

キーワード プロジェクト Activityリスト マトリクス法 WBS EVMS 進捗コントロール スケジューリング モノづくりプロジェクト イシューマネジメント 海外型プロジェクト コミュニケーション
タグ コミュニケーションリスク管理生産管理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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